堤防サビキ釣り釣果アップの極意3選 【ハリの種類と大きさにこだわるべし】

堤防サビキ釣り釣果アップの極意3選 【ハリの種類と大きさにこだわるべし】

サビキ釣りは、全国各地でこれからシーズンを迎える初心者向けの釣り……と思っておられる方も多いのではないだろうか。だが、ちょっとしたことに気を配るだけで、圧倒的に釣果に差がつく奥が深い釣りでもある。今回は、著者が実践しているサビキ釣りのコツを紹介していこう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

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荻野祐樹

釣り歴は約25年。得意ジャンルは渓流釣りと、カワハギ・タチウオ・メバル(全て餌釣り)等。解りやすい!をモットーに発信していきます。

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コツ3:ハリの大きさ選び

サビキ釣りのハリの号数なんて気にしたことない……という方も多いかもしれない。実はハリのサイズを使い分けるのも、釣果アップのコツの一つ。参考にするのは、釣果情報に掲載されているアジのサイズ。イワシの場合は種類だ。詳しくみていこう。

マメアジ・カタクチイワシ

シーズン初期のマメアジやカタクチイワシには、大きなサイズのハリは適さない。「マメアジ専用」「イワシ専用」というタイプ(ハリサイズは0.5号から)が販売されているので、このタイプがオススメ。通常のサビキなら、出来るだけハリサイズが小さなもの(3号~4号程度)を選ぼう。

コアジ・マイワシ

シーズンが最も長いのが、10~20cm弱のコアジサイズ。10cm前後なら4号(ハリス0.6号)、15cm前後なら5号(同0.8号)、20cmまでなら6号程度(同1号)が目安。マイワシが釣れている場合も、同様に考えたい。

食い渋り時は小さなハリを

良いサイズが釣れる時期でも、エサのアミエビとかけ離れたサイズのハリを使用してしまうと、極端に食いが悪くなる。基本は5号~6号を使用したいが、このサイズはハリスが細いことが多いので(0.8号~1号程度)、25cmクラスが掛かった時は取り込み時にタモを使用しよう。

サバが釣れる時は太ハリスを

時として25cm程度の小サバが混じることがあるが、ライン切れを防ぐためにも最低1号程度のハリスが欲しい。もし30cmクラスが混じるならハリは7号以上、ハリスも最低1.5号(出来れば2号以上)欲しいところだ。特に夜間は大型のサバが釣れることがあるので、事前に釣果情報をしっかりと確認しておこう。

堤防サビキ釣り釣果アップの極意3選 【ハリの種類と大きさにこだわるべし】このサイズになると引きも強烈(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

ポイントとハリ選びはとっても重要!

「アジが釣れ始めた!」という情報が出たポイントは、そこから秋口までずっとアジが釣れ続く可能性が高い。そしてより釣果を伸ばすためには、サビキバリの種類と号数選びがとても重要だ。逆に言えば、アジが釣れているという情報があるポイントで、サイズと種類がマッチした仕掛けを選べばほぼ確実に釣れる。日ごろから釣果情報に注目しておき、その時々に合った仕掛けを使って楽しんでもらいたい。

<荻野祐樹/TSURINEWSライター>