毎年3月から4月は個人的にはロックフィッシュ等が難しい季節。加えて大きい個体は期待できないので、今回の釣行は足で稼いで釣るのではなく、しっかりいるであろうところで粘って数釣りを目標とすることにしました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター金子賢太)
今回当日の状況と対応
今回の釣行日時は3月26日10:00~12:00、大分県佐伯市蒲江で釣行してきました。
タックル
この日のタックルは、メバリングロッドに2000番のスピニング。ラインはPEライン0.3号 リーダー3.2lbです。
当日の目標は数釣り
前回の釣行記後も時折いってはいたんですが、なかなかサイズも数も伴わない結果が続いていました。少し遠めの釣り場にいっても、特に目立った違いはなかったので、場所を絞ってとにかくサイズは小さくとも数釣り、10匹釣るのを目標に釣りを開始です。
当日の作戦
いつものスタイルであれば、10gを越えるジグヘッドで手早く状況をサーチするスタイルを取ってましたが、今回はゆっくりとじっくりと誘うため3gからスタート。軽いリグと言うこともあり、大きく動かすよりは小さ目のアクションを行うことに。
20cmカサゴにオオモンハタ
幸先よく20cm程のカサゴが釣れ、数投後にすぐにヒット。先程のカサゴより強いひきだった為、サイズアップを期待しましたが、あがってきたのはオオモンハタでした。
カサゴ中心に10匹到達
その後も着実に数を追加するものの20cm前後のカサゴばかり。移動して釣れた7匹目のカサゴが本日の最長の24cmでした。
その後は移動もはさみながらオオモンハタ3匹で10匹に到達。オオモンハタのサイズはどれも変わらず24cmでした。良型は出ませんでしたが、楽しい釣行となりました。
釣果のポイントと今期の考察
短時間ながら久しぶりに楽しめた釣行でしたが、特にロックフィッシュが有名なひったくりバイトがほとんどなく、そろそろ着底したかなっとロッドを持ち上げるとヒットしている感じ。おそらくはルアー着底寸前に捕食し、そのまま底でじっとしてるのかなと思わせる食い方で、活性がまだまだ低いのかなと推測できる釣行でした。
例年冬場はカサゴの産卵期なので大型が接岸していたのですが、今年は大型個体を釣り切れず、抱卵しているような個体にすらお目にかかれませんでした。今年の魚の動きは昨年と比べても大きく違いを感じていますが、その難しさを含めて魚との知恵比べを楽しんでいきたいと思います。
<金子賢太/TSURINEWSライター>
佐伯市・蒲江の漁港