10月4日(木)、釣友の町田さん、伊澤さんに誘われて、南房小湊の大栄丸から出船。同沖のオニカサゴを狙った。いざオニ退治の結果は果たして?
焦る筆者に・・・
二人の釣友が良型を仕留めたのに、私にはオニカサゴのアタリが一向に届かない。これはなんとかせねばと、取り込んでいたサバをまな板の上で三枚に下ろし、大きめな短冊を作ってチョン掛け。
効果はすぐに表れ、グッグッと本命らしきアタリがきた。ひと呼吸おいてアワセを入れ巻き上げたが、引きも重量もさほどではなく、20cmを超えたほどの本命が上がってきた。すぐにハリを外し、「無事に大きくなれよ」と送りだすと、元気に海底へ戻っていった。
放流サイズながら、まずは本命の顔が見られたので、多少は余裕ができた。
ようやく本命サイズ!
誘い続けるうちに、グッグイとひと際力強いアタリ。竿を強めにあおってアワセを入れると、グッグインとハリ掛かり。
竿尻をしっかりと小脇に抱えてスイッチオン。中速より2段階落したスピードで巻き上げに入る。かなり重量感があり、たびたび訪れる引き込みは強烈で、時折リールがストップするほど。
やがて、かなり大きいオレンジ色をした塊がボーっと浮上すると、厳つい面構えのオニカサゴが姿を現わし、町田さんがアシストするタモへ滑りこんだ。2kgオーバーの大型に思わず口元が緩んだ。
最終釣果は?
このあと、私と伊澤さんがキープサイズを2尾ずつ追釣、全員3尾ずつ確保。ゲストのユメカサゴもそれぞれ2、3尾。
大満足で11時30分の沖上がりを迎えた。
秋本番を迎えた小湊沖はムツやオニカサゴ、イサキ、マダイに加え、青物も好調なので、希望の釣魚を船長に伝え、相談のうえ出かけるといいだろう。
<週刊つりニュース関東版 APC・大村 隆/TSURINEWS編>
▼アクセス