水温の下がるこの時期に釣れる脂の乗った寒ブリを使った料理の1つでモツ煮があります。普段あまり内臓を料理する機会はないかもしれませんが、冬時期の内臓脂肪を蓄えたブリのモツ煮は絶品です!調理法をご紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター加藤隆太)
モツ煮の作り方
それではモツ煮を作っていきます。
下茹で
しばらく水にさらしたあとお湯を沸かし5分程下茹でをします。茹で上がったら氷水で引き締め再度余分な汚れを洗い流します。ここまで終わりましたら煮込むために食べやすいサイズに切り分けます。
味付け&煮込み
味付けは甘辛くします。目安は鯛のアラだきや、かぶと煮の煮汁を作る感じです。うちでのレシピは水少々、酒、みりん、醤油、砂糖、生姜を使います。水、酒、みりんを入れ煮たたせアルコールを飛ばします。
そこに醤油、砂糖、生姜を入れて味を整えたのちモツを入れて弱火で10~20分ほど煮ます。煮込み終わりましたら完成です。濃い味付けになり、脂もとろけていますのでご飯と一緒に食べると美味しく頂けます。お好みでお酒のツマミにも最高だと思います。
保存期間
保存は冷蔵庫で2~3日は十分に持ちます。脂が固まりますし、味が染み込み辛くなってきますので温め直して早めに食べることをお勧めします。
ブリ以外でも作れる
普段は捨ててしまう部位も料理次第で美味しく食べれますし、捨てる物を減らすことにも繋がります。またブリ以外もヒラマサや根魚でも時期によっては脂が乗っていればモツ煮もおすすめですし、それ以外の内臓料理も美味しいです。是非一度お試し下さい。
<加藤隆太/TSURINEWSライター>