最近のエギング釣行を振り返ってみると、「釣果」から遠ざかっている状況だ。色々と「釣れない」原因を追及していくと、「ロッドのフィーリング」の違和感を強く疑う筆者。どうも「腰抜け」の症状が見られ、エギングロッドを「新調すべき」か「否か」の決断の時のようだ。今回は、「エギングロッドの寿命」について考察していく。
(TSURINEWSUライター・松永一幸)
腰抜け症状発生後の対応
最近のロッドは、耐久性が従来のものより飛躍的に向上しています。各メーカーは、あらゆるシチュエーションを想定して、試作段階からテストを重ねて世に送り出しています。
それでも、「腰抜け」はあると思います。ロッドの中でも一番に影響を感じ易いのは、「エギングロッド」や「ショアジギングロッド」ではないでしょうか。
「エギ」や「ジグ」が思っている動作をしてくれない時、これは「腰抜け」している状態です。ロッドの調子やアングラーの力不足なども原因と言えますが、今までの様に「エギ」や「ジグ」が動かないと感じた時は、自分に合っていないと判断して新調することをお勧めします。
腰抜けと向き合う
また、「腰抜け」と向き合っていくタイプのアングラーさんも少数ですがいらっしゃいます。「馴染み」として受け入れておられて、ロッドアクションを多用しない釣法の場合は、影響も少ないと思います。
しかし、大型がヒットし、「取れる」か「取れない」の瀬戸際の場面で、「バラし」が頻発する様なら、魚に「主導権」を取られ易い状態なので、やはり新調をお勧めします。
筆者の決断は買い替え
5年間、筆者の下手なシャクリに耐えてきた愛竿は、4代目エギングロッドとして沢山のアオリイカを海から連れて来てくれました。しかし最近はフィーリングの違和感も高まりましたので、「エギングロッド」の任を解き、「コレクション」の名誉職に就いてもらうことにして、これからの自分に合った5代目エギングロッドを、新しく迎える決意を固めました。早速ですが、行きつけの釣具屋さんへ相談にいってきます。
<松永一幸/TSURINEWSライター>