「大きな魚が釣れた時の記録どうする?」 魚拓の依頼方法と気になる予算を解説

「大きな魚が釣れた時の記録どうする?」 魚拓の依頼方法と気になる予算を解説

釣り人にとって毎回が記録との勝負!という人も多いだろう。でもそんな甘いものではなく、次こそはと釣り場で下唇を噛んで帰ることの方が多い。そしていつの日か念願叶ってビッグワンを仕留めた時の感動はやはり何かの形で残したいもの。今回はその記録をどのように残すか、どういった記録を残せばいいのか、その方法を紹介する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター石田一聖)

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石田一聖

北九州在住。石鯛南方宙釣りの開祖、故中山正則に師事し石鯛釣りをメインに様々な釣りを九州一円で展開する。北九州石鯛クラブ所属 広報担当。AMA波止場フカセ研究会所属。石鯛&黒鯛ヘチ釣りがメイン。時々船釣り。

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筆者が釣った66cmの石鯛

記録魚は一生に何度も釣れるわけじゃない。記録魚といっても魚種による目安のサイズを決めている釣り人は多いと思う。例えばライバルが釣った記録より1cmでも大きいものなのか、前回釣った魚より大きいもの、はたまた常に日本記録級を釣りたいなど、様々だ。

ただ、どんな釣り人も毎日釣行しているわけでないので、そんな記録級の魚に出会えることなどまさに千載一遇。筆者の自己記録となる石鯛は平成24年5月26日に長崎県五島列島で釣った66.5cm 5.4kgの石鯛であったが、これも偶然その場所が空いていて、たまたま水面下8mほどの場所にその石鯛がいたから釣れただけであって、そんな偶然は2度となく、それから10年、何度と男女群島や五島列島などに釣行し、数は釣ってもそれ以上の石鯛を釣ることができない。

技術的なことよりもまず釣行を重ねることはもちろんだが、残念ながら魚のサイズは選べないのが現実。時の運に任せ、いつかまたそれを越える記録魚に出会えることを願うしかない。一生に一度の魚を釣ることは釣り人の夢。江戸時代から続く伝統的な魚拓。後世に伝えるその大記録を芸術作品として残してみてはいかがだろう。

「大きな魚が釣れた時の記録どうする?」 魚拓の依頼方法と気になる予算を解説著者の釣った66.5cm石鯛(提供:TSURINEWSライター石田一聖)

魚種ごとのランカーサイズ一覧

魚拓にしたい魚種別の目安としてその魚種の中でなかなか釣れないいわゆるランカーサイズを一覧にしたので、参考にしてほしい。

クエ 1m
石鯛 60cm
シーバス 80cm
黒鯛 50cm
グレ 50cm
キス 30cm
ブラックバス50m

<石田一聖/TSURINEWSライター>