すっかり冬の気候となった12月14日、ホームグラウンドの三重県・紀伊長島三浦のフィッシング光栄へ釣友の阿部さんと釣行してきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一)
フィッシング光栄でシロアマダイ釣り
漁港に到着すると、冷え込んでおり、とても寒い。防寒対策で厚手のインナーを着込み、出船の準備をする。天気予報では風が強い予報。上空の雲が速い速度で流れていることから、風を心配しながらの出港となった。
沖に出ると思ったほど風がない。船を流すのにちょうどいい風が吹いていたため、1時間ほどティップランでアオリイカを狙ったが反応なし。シロアマダイ狙いに変更し、まずは50mラインに船を入れ、シーアンカーを投入して流していく。
良型イトヨリ登場
反応がなかったが、私のサオに強いアタリがありヒット。シロアマダイを期待したが、上がったのは良型のイトヨリだ。イトヨリが釣れるポイントにはシロアマダイもいることが多いため、ここからじっくり流していきたかったが、心配していた風が強くなってきた。そしてあっという間に暴風となり白波が立つ。安全第一ということで風裏気味の水深40mラインに移動したが、小型のイトヨリが数匹釣れただけで調子が出ない。
ここで風が弱まったため、ここがチャンスと判断して沖のポイントへ移動する。しばらく流していくと、朝と同サイズのイトヨリがヒット。さらに船をどんどん流していくと、阿部さんに待望のヒット!ロッドが大きく曲がっている。これはシロアマダイのようだ。
待望のシロアマダイ手中
タモを片手に魚が姿を現すのを待ちながら自分のサオを見ると、私のサオも穂先が大きく引き込まれている。慌ててアワセを入れてやり取り開始。阿部さんにヒットしていたのは予想通りシロアマダイ。
私も慎重に上げると、まずまずサイズのシロアマダイだった。釣ったというより釣れちゃった感じが強いが、本命のシロアマダイが2人とも釣れてひと安心。
しかし冬は天候がコロコロ変わる。ここから朝以上の爆風となり、慌ててシーアンカーを引き上げ風裏に撤収となった。