ライトゲームでカサゴは期待を裏切らないいい友達です。この日は久しぶりに型が揃ったいい日でしたが、釣れる場所のパターンが今までとは全然違っていたんです。そこで今回は、ライトゲームで丹念に魚の着き場所を探ることがいかに大切か、ということを久しぶりに教えられたという話です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラウー「K」)
25cmサイズアップ成功
それでもなんとなくもう1回だけ……。という気持ちで同じようにワームを送り込むと、何とまたヒット!しかもでかい!懸命に根に潜ろうとする引き。きっとこれもカサゴ!上がってきたのは25cmのカサゴです!どうなってんの?
他の釣り場で俗に言うカサゴマンションは経験していましたが、ここは護岸された釣り場。ここだけ特筆する特徴があるわけでは決してありません。しかも今までここで何度も釣っていますが明らかな根があるわけでもなく、こんなことはありませんでした。
これは時合いだ。そう思ってこの場所を離れ他の場所を同じように探ってみます。しかし他は全くアタリすらない。さっきのあの場所だけです。
当日最大26cmカサゴ浮上
もしかして……。そんな気持ちでもう一度さっきの場所に戻ってワームを送り込む。するとまたヒット。これもでかい!上がってきたのは今日最大の26cmのカサゴ。
やはりおかしい。また他の場所を探ってみるがやはりあたりはない……。最後にもう1投だけ。と思い連続した場所で釣ると…。またまたヒット!今度は20cm程度の抱卵の雌のカサゴ。
この日の釣果は以上となりました。
魚の着き場を探す重要性
結果としてこの日は極端なカサゴマンションを釣っていたのだと思われます。しかしこれまで同じ場所で何度も釣っていますが、こんなことはなかった。キーワードは抱卵の雌の存在か。それとも私が知らない間に釣れた場所の海面下に変化(えぐれや崩れ)などがあったのか?いずれにしてもこの場所から1m離れただけでアタリは全くなかったことから、釣り場で丹念に魚の着き場を探すことは大切だと痛感しました。
たとえば堤防等では同じような地形の場所が続きます。魚の着き場所を探す行為は魚の反応がないと本当に嫌になってしまいます。それでも今回のように様々な条件が重なった爆釣ポイントを見つけることもあるわけで……。「粘り強く」大切なことですよね。それではまた。
<アングラー「K」/TSURINEWSライター>