角島沖の落とし込み釣りでヤズ中心にマダイや根魚なども多彩にヒット

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入江丸で落とし込み釣り

11月上旬、山口県長門市油谷・久津漁港の入江丸で、今シーズン初の落とし込み釣りに行って来た。

午前6時、6人で出船。約1時間で角島沖のポイントに到着。水深は88～93m。落とし込み専用ザオに電動リール、PEライン4号、落とし込みサビキ仕掛けに100号のオモリをセットし、船長の指示ダナ付近でベイトを付け、底まで落として大物を狙う釣法だ。

サビキ仕掛けは、「喰わせサビキつくつくベイト」を使った。これは4本バリ仕掛けで最近はベイトの付きも好調ということだったので、操作性も良く、オマツリを回避する確率を上げるために使用することにした。

ヤズ3kg級連発

開始からたまに小アジやスズメダイなどのベイトは付くものの、本命からの反応がない。船長の話では、前日も本命は潮が行き始めた昼前くらいから食いが立ったとのことだったので辛抱して続ける。

1時間ほどたったころ、70m～底付近までかなり濃い反応が出始めた。仕掛けを落としている最中、ベイトが複数付いた感触も伝わる。そのままベタ底まで落とし、手巻きでゆっくり巻き上げながら誘うと、底から5mほど上げたところでベイトが大騒ぎしたと思った瞬間、サオ先を引き込む強烈なアタリ！電動リールで巻きアワセしながら、サオでも本アワセを入れるとまずまずの重量感。無事上がってきたのは3kgクラスのヤズ。船中でも次々にアタリがでて、各所で同サイズのヤズが上がる。

ゲストにアコウやチカメキントキ

しかし、時合いはあまり長続きしない。15～20cmのウルメイワシがメインベイトに代わり、期待感はあるのだが…。同船者にアコウやチカメキントキが掛かるものの、本命の青物はなかなか姿を見せない。

ヤズ6kgをキャッチ

昼前ごろ、今度はベイトも付かなくなってきたので、ジギングを試してみる。数投目、3kgクラスのヤズが掛かり、久々に手巻きジギングの感触を味わうことができた。しばらく続けて同サイズをもう1尾追加したころ、再び同船者にイワシが付き始めたため、落とし込みに戻す。

私の後ろ側で釣りをしていた吉武さんにヒット。「青物ではなくマダイ」だと言う。写真撮影をするため、自分のタックルをロッドホルダーに固定し、ランディングを待つ。

船長がタモの準備をしている時、ふと見ると置きザオにしていた私のサオ先が海面に突き刺さっている。撮影そっちのけで慌ててサオを持ち、巻き上げ開始。ヤズよりは重量感も抵抗感もある。ヒラマサか？期待しながら巻き上げるとサイズアップした6kgのヤズだった。

大型青物メインにマダイや根魚など多彩

その後もぽつぽつとではあるが、ヤズやマダイが上がり、全員安打で満足いく釣果となり午後2時納竿。

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