9月12日、釣り場は和布刈(めかり)公園北側の門司埼灯台下の大岩だ。ここは9月~11月までクロが釣れる。特に秋口からは数、型ともに申し分なく、30尾前後釣れる。関門海峡ならではの早い潮流での釣り方もあわせて紹介しよう。
大岩での釣り方
釣り方は、本流の東流れは左から右へ時速15kmほどで流れる。
そのため、反転流が生じ、中央付近で渦を巻く。
反転流の流れは緩く、右から左へ流れ、本流と合流する。
まず、A(別図参照)にまきエサと仕掛けを投入し、前方のBでクロを掛ける。釣れなければ、Cで仕掛けを回収する。
ちなみに、手前5~10mは小っ葉グロばかりなので、良型を釣るなら中央の渦を狙おう。
いざ実釣!
天気は今にも雨が降りそうで、風は東の風でやや強い。東流れの始まりは、午後1時41分。入れ食いタイムは3時~5時と予想。
信号所の表示を確認し大岩へ。Aにまきエサを投入。
10分ほどまき続けるが、クロは見えず、まきエサを4分の1ほど使用したころ、ようやくクロが群れているのを確認。
しかし、釣り開始はまだだ。
もう少し投入して、クロが海面近くまで浮いてまきエサに乱舞するまで待つ。するとバシャバシャと音を立ててまきエサを追い始めた。
オキアミを付けて第1投。Aにまきエサと仕掛けを投入。
潮に乗ってBまで流れたとき、いきなりスパーッとウキが海中深く消えた!