陸っぱりちょい投げ釣りのゲスト魚「コトヒキ」ってどんなサカナ?

陸っぱりちょい投げ釣りのゲスト魚「コトヒキ」ってどんなサカナ?

ハゼ釣りなどの陸っぱりちょい投げ釣りでたまに釣れる「コトヒキ」について調べてみました。

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)

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その他 サカナ研究所

生食は危険なことも?

コトヒキの旬は産卵期に当たる夏が美味しいと言われていますが年中釣ることが出来るサカナではあります。

血合いも少なく、独特な臭みもないため、刺身や洗いにしても美味しいと言われています。

しかし、汽水域に棲息する個体には、ボラやハゼなどと同様に有害異形吸虫が寄生している可能性があるため少し危険です。

体内に多数寄生している個体を食べると、下痢などの消化器障害を起こす恐れがあるため、生食したい場合は川から離れた海で釣ったもの限定にした方が良いでしょう。

これについてはしっかりと加熱すれば問題はなく、コトヒキ自体も淡白な白身なので、塩焼き、唐揚げ、煮付けなどにすればかなり美味しく食べることが出来ます。

新時代のターゲット?

コトヒキを釣ったことがある人ならわかるかもしれませんが、コトヒキは大きさからは考えられないような強い引きをしてくれるサカナです。

また、好奇心も旺盛なためルアーなどには果敢にアタックしてきてくれます。

釣って楽しい、食べて美味しいと来たらもしかしたらこの先、新しい釣りの好ターゲットになるかもしれませんね。

<近藤 俊/サカナ研究所>