ボートブラックバス釣行:18歳ガイドの手腕キラリ【福岡県・遠賀川】

ボートブラックバス釣行:18歳ガイドの手腕キラリ【福岡県・遠賀川】

福岡県の遠賀川は筑豊の嘉麻市・飯塚市・直方市~北九州市~中間市へと流れ、遠賀郡芦屋から響灘に注ぎ込む北部九州を代表する一級河川。全国的にブラックバスの釣り場としても知られ、休日は陸っぱり、ボートともに多くのアングラーでにぎわう。釣友から「ガイドボートで釣行する」との誘いがあり同行した。

アバター画像 TSURINEWS編集部

ブラックバス ルアー&フライ

テキサスリグで1尾目

岸ギワまで数メートルまで近づけたボートからポンッ!と冠水した植物へとテキサスリグでワームを放り込んでいく。

ボートブラックバス釣行:18歳ガイドの手腕キラリ【福岡県・遠賀川】テンポよくキャスティングする梶原さん

これならキャスティングの技術の差がなく釣れるので、初心者でも釣りやすい印象。

しばらくすると梶原さんにヒット。取り込んだのは45cmのブラックバス

パターンはしっかりつかみ花田さんもブラックバス35cmを釣り上げた。

当日のパターン

ボートブラックバス釣行:18歳ガイドの手腕キラリ【福岡県・遠賀川】35㎝バスに思わずニッコリ

ここで〝ホッと一息〟入る。

梶原さんに状況を聞くと「水温が高めでハードルアーには口を使いづらく、ルアーの動きに追いつかない。冠水した植物に隠れているバスを探した」と話し、ヒットした場所は水深があり、上流側に水門があって新鮮な水が当たる場所とのこと。

テキサスリグで使用するシンカー(オモリ)は軽い力でも食えるように5gをセット。ルアーアクションは、ワームを底へと落とした後から2、3回サオ先を軽く動かして誘い、そのまま少し動きを止めているとゴン!という手応えで食ってきている

さらに上流へと移動して岸近くにテトラが多数沈んだ場所へ。

ネコリグで特大のゲストも

ここではスピニングリールタックルに持ち替えて、ワームがトルキーストレート4.8インチを使用してネコリグ。

ネコリグの〝ネコ〟とは「根こそぎ釣れる」の意味

ボートブラックバス釣行:18歳ガイドの手腕キラリ【福岡県・遠賀川】トルキーストレート4.8インチをセット!
ボートブラックバス釣行:18歳ガイドの手腕キラリ【福岡県・遠賀川】特大ブルーギルを釣り上げた花田さん

2人同時ヒットもあったここでは、花田さんが特大のブルーギル25cmも釣り上げた。

テトラには年中魚が付いている」とのことでネコリグは根掛かりしづらく、魚からオモリ(ネコリグではオモリをワーム先頭部から差し込みセットしている)やラインが見えづらい仕掛け。

フォールでもアピールでき、自然に流れに乗せてもアタリが取りやすい

誘いのコツを聞くと「サオを立ててサオ先を5~10cmくらい動かすくらいでワームを底付近でフワッフワッと動かして、障害物をポンポンッと乗り越えていく」イメージだった。

花田さんから「前回のガイド釣行時でも同様の釣り方(ネコリグ)でテトラ帯から真夏のブラックバスを引き出していた」と聞いた。

ボートブラックバス釣行:18歳ガイドの手腕キラリ【福岡県・遠賀川】週末は仲間とバス釣りへGo!

これから秋に向かって日々涼しさが増していくころ。

ブラックバスも活発に動けるようになり、釣りやすくなる季節ももう間近

<週刊つりニュース西部版 立石寿栄/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
遠賀川 木屋瀬付近
この記事は『週刊つりニュース西部版』2018年9月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。