福岡県の遠賀川は筑豊の嘉麻市・飯塚市・直方市~北九州市~中間市へと流れ、遠賀郡芦屋から響灘に注ぎ込む北部九州を代表する一級河川。全国的にブラックバスの釣り場としても知られ、休日は陸っぱり、ボートともに多くのアングラーでにぎわう。釣友から「ガイドボートで釣行する」との誘いがあり同行した。
ガイドは18歳のバスプロ
ガイドでお世話になった梶原智寛さんは今年高校を卒業したばかり。
18歳という若さでJB九州に参戦するバスプロ。
この遠賀川で8月から本格的にブラックバスボートフィッシングのガイドを始めたばかりだ。
聞くと学生のころに北山湖でのバスフィッシング大会で優勝を重ねた実力者。JBトーナメントの場所にもなっている遠賀川のこともよく知っている。当日は午前6時ごろに木屋瀬の九州自動車道高架下近くにあるスロープからボートを降ろした。
当日の戦略
川中央付近の沈み瀬や橋脚周辺など陸からではルアーが届かないボートならではの場所を釣っていく。
当日は8月末で残暑厳しい季節。高水温でブラックバスの活性も低いと考えて、ルアーはワーム中心で釣りプランを組み立てている。
まずはベイトリールのタックルでワームがウイニングクロー3.6インチを使用したテキサスリグ。川底の障害物を直接攻める。が、しばらくしても反応なし。
場所移動。
中州~上流へ
ボートは水面を滑るように走り、中間市方面の中州~上流へと状況の良い場所を探しながら移動していく。
チャターベイトのディーブレードを使用していた梶原さんに一度アタリがあったが続かない。チャターベイトはリールを巻いて泳がせて使うルアーだ。
直方市植木~感田の岸ギワを探っていく。