毎年この時期になると出かけたくなる上総湊。ここは古きよき昭和そのままの、時の流れが穏やかなハゼ釣り場で、尚且つ釣れるハゼも良型揃い、のはずだったのですが、今年は低調らしく、お隣の白狐川にて竿を出してきました。15~17cmが顔を見せてくれた釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
8年ぶりにハゼと対面
1回目のアタリは油断してアワセが上手くいかず、すっぽ抜けてしまったのですが、2度目のアタリはしっかりアワセが決まり、良型のハゼ確保!たかが1匹、されど1匹。8年ぶりに白狐川でハゼが釣れたことに感動!
実は空白?の8年間、3度ここに来たのですが、毎度「ハゼなら湊川(上総湊)にいった方がいいよ~」と、地元の方に声を掛けられ続けてきました。実はこの日も「あっちの方なら釣りをしても大丈夫だけど、釣れないよ」と声を掛けられたばかり。「多分釣れないよ」とか「釣れないと思うよ」ではなく、「釣れないよ」ときっぱり。この1匹、ものすご~く価値のある1匹です!
2時間粘って5匹
その後も足を使って少しずつポイントをかえながらアタリをだし、2時間かけて5匹を確保。釣れたハゼはいずれも良型で、きれいな飴色の15~17cm。出だしは下げ止まり時刻にもかかわらず、川の流れにより活性はあったようですが、上げ潮が効きだしたことで逆に流れが止まり、ポツポツあったアタリは全くなくなってしまいました。
また、痛恨にもカラスにアオイソメを半分以上奪われるトラブルもあったことから、この時点でエサもほぼ尽きてしまい、ここで納竿。2時間で5匹という、普通に考えれば激渋の釣果ですが、白狐川にハゼがもどってきたことに大満足。数釣りは別の釣り場でやればいいんです(笑)。
白狐川での釣り方
話しは前後しますが、白狐川でのハゼ釣りのポイントを書きます。川幅は河口付近でも10mもないような小規模な河川ですが、潮の影響受けやすく、川幅は変化することと、底は若干木の枝等の堆積物があるものの、底は砂地ということで、リールタックルでのちょい投げが有効。
ハリはハゼのサイズにあわせて選べばよいと思いますが、この日釣れたサイズでは筆者が使った6号では小さかった印象。エサも1~2cmの小さめより3~4cmにした方が明らかにアタリはでました。日により、そして時期によりかわると思うので、色々準備して試してみるといいでしょう。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
白狐川