渓流釣り気分でハゼ釣りができる、仙台堀川公園に行ってきた。当日の水色は透明なコバルトブルーで、青潮が上げ潮に乗って墨田川から取り込まれてしまったようだ。そのような状況下であったが、都会のなかのハゼ釣りを3時間ほど楽しんできた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
仙台堀川公園でハゼ釣り
東京都江東区内の中心部にある仙台堀川公園は、大きな木が並び、人工河川が流れる親水公園。渓流釣り気分でハゼ釣りができ、ファミリーや初心者にも最適な場所だ。昨年8月下旬の釣行では、3時間で117尾の実績。
今年はサイズアップを期待して、9月27日(火)に釣行した。当日は自転車釣行で、東陽6丁目交差点至近の釣具店で青イソメを購入し、近くの仙台堀川公園入口から入場。
川沿いの遊歩道を上流方向へ進む途中に釣り人がいたので話を伺うと、ホタテのエサで順調に釣れているとのことだった。
当日の仕掛け
私は大門通り下の取水口手前付近に釣り場を選定。取水口から先は流れが二手に分かれ、その中之島の右岸から大きな流れのほうに竿を出すことにした。
小さな流れのほうにも5~6cm級ハゼが多数見えたが、私が竿を出した大きな流れには手摺りが配備されていて、最深部は約2.5mの水深。流れが払い出すところと反転流となって巻き返すところの境目、水深約1mに仕掛けを投入する。
ダボハゼヒット
3秒ほどでシモリウキが止まり、下部のウキから順に流れを遡って横走りするアタリ。軽く竿を立てると、魚が掛かった感触はあるが何か頼りない引き。上がってきたのは6cm級ダボハゼ。その後も同魚が多い。
水色をよく観察すると透明なコバルトブルーで、湾奥で発生した青潮が上げ潮に乗って墨田川から取り込まれてしまったようだ。
こうなるとマハゼの食いっ気はなく、ダボハゼだけがタフに食ってくるのが不思議だった。