奥深い釣りができるカワハギ!大人気とあって各地で大会も開催されています。今回はそんな釣り大会に出てみたい人向けに、大会でのセッテイングや大会での準備や心構えをレクチャーしていきます。
出場大会の選び方
大会に出ようと考えていても、やみくもにエントリーするのではなく、いくつかの要素を鑑みながら申し込んでみるといい。
◆エリア
大会は、行ったことがない場所はできるだけ避け、自分が経験を積んで精通しているエリアを選択するほうが当然ながら勝率が高いと考えられる。
◆潮回りを考える
数10日先の大会日程のこと、日並みや釣れ具合は分からないが、潮汐は分かる。風向きが一定と想定すれば、潮の上げ下げでチャンスが訪れるタイミングがあるかも知れない。
◆日程
平日開催の大会もあるが、そこは仕事先や家族の理解を得てからのエントリーが望ましい。
「本気で大会に出る」という勢いも大切だが、優先順位を考える。
雰囲気を楽しむべし
大会には独特の雰囲気がある。緊張するクジ引き、釣り座に着けば、隣が強豪選手というケースもある。
つい、メンタルがグラつきそうになるが、そこは今までの積み重ねを思いだし、平常心を心掛ける。
万が一、結果が伴わなくても、その雰囲気や、名手の釣技を目の当たりにすることができ、今後の釣りの世界を広げ、プラスになることは間違いない。
試し釣りの考え方
試し釣りにはさまざまな考え方があるが、これは大会の釣りのあくまでも練習、もっと言えば参考としての釣りと心掛ける。
まず、プラ釣行と大会当日では、同じ条件や活性ということは経験上ありえない。ただ、一つの指針として、私は潮回りがほぼ同じ、2週間前に釣行するようにしている。
いずれにしても、試し釣りで釣果がよかったとしても慢心せず、あくまで参考程度に捉え、大会時の差異に気を配り、実践での素早いアジャストが功を奏すことになる。