宮城県に住む筆者的には、テナガエビは関東エリアの季節限定の釣りの印象でした。ところが、家からすぐの水路でテナガエビ狙いの釣り人を発見。いてもたってもいられなくなり、初めてのテナガエビ釣りに出かけた様子をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター菅野裕基)
唐揚げはビールのお供に最適
ここで泥抜きしたテナガエビの下ごしらえですが、適当なボウル付きザルに入れて塩を適量振り軽く揉み洗いし汚れを落とします。
次にテナガエビの胴体と頭の継ぎ目に爪楊枝かピンセットを差し込み頭にある黒い塊、砂袋を抜き取ります、これが食べるときに感じる苦味や匂いの原因になる可能性があるため取り除きましょう。
砂袋を抜いたらエビ全体に片栗粉をまぶしフライパンで適温に温めた油に投入して全体が赤くなり油の気泡が小さくなれば火が通ったサインです。その後、油をしっかりと切り皿に盛り付け軽く塩を振れば絶品の酒肴になることでしょう。
料理初心者でも簡単に調理できるのがテナガエビとハゼのいいところ。テナガエビはサクサクの食感、ハゼは白身の揚げたてが堪らなくおいしい魚です。呑兵衛の私には最高の酒肴になります。
一般的にテナガシーズンは梅雨時期から9月ごろまでと言われていますが、地域別に差があるのと海水温が上昇してる影響もあるため今年はいつごろまで楽しめるのか分かりません。とはいえ安価な道具で気軽に楽しく、食卓では美味しくいただけますので、チャレンジしてみてはどうでしょうか?
<菅野裕基/TSURINEWSライター>