夏の家族旅行最終日は絶対釣果が見込める「フィッシングパークTOI」に釣行した。そこでヘチ竿を使用してマダイやマアジ、イカダの外ではメジナを釣り上げ強烈な引きを味わえて期待以上に楽しかった釣りと、アフターフィッシングをリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
目次
フィッシングパークTOI
旅行最終日は筆者一押しの「フィッシングパークTOI」で釣りをして釣った魚は持ち帰って食べることにした。今年の春に妻と釣行しとても簡単に釣れたことと、最終日なら持ち帰って食べても鮮度の心配が不要だからだ。
さらにホテルのスタッフからは「夏休みでコマセが効いているのでイカダの外ではサビキで豆アジが釣れるかも」とアドバイスをいただき、他のポイントへの選択肢はなくなった。
当日の天候とタックル
最終日も真夏らしい暑さだったが、釣り堀の受付付近には自動販売機があり、さらにイカダは屋根が付いている場所があるので安心して釣りをすることができた。
イサキ期待しつつマアジ釣り
11時ごろに現地に到着。受付で当日の対象魚を尋ねると「マアジとマダイ、それとイサキ」との事だった。前回妻と訪れた時には対象魚にイサキは含まれていなかったので釣れることを期待した。
イカダに移り、当日も最初はマアジから釣ることにした。まずは釣りの知識が皆無に等しい義兄にハリにエサを付けて貰い、初心者がどのようにエサを付けるのかを試してみた。すると思った通りあまりよろしくない付け方だったので、甥っ子に基本的なエサの付け方を教える。
未使用のヘチ竿初使用
今回は購入してからまだ一度も使用していないヘチ竿を持ち込んだ。
今回釣り堀に使用した目的は主に2つ。一つは魚が掛かった時の調子や感覚を試してみたかったのと、もう一つは甥っ子に軟らかい竿での魚とのやり取りを楽しんでみてもらいたかったということだ。
リールはタイコリールではなく子供でも扱いやすいスピニングリールにした。
まずは筆者がアジをキャッチ
筆者が釣り方のレクチャーも兼ねて釣りを開始。すると1投目からヒット。決して大きなアジではないが軟らかいヘチ竿での魚との駆け引きが楽しい。無事に取込みに成功。しかしつい興奮してしまいリールを巻き過ぎてヨリモドシをトップガイドに巻き込んでしまった。
「折れたかな……」と心配だったがチタン穂先のおかげもあり事なきを得て一安心。そもそもこの竿はヨリモドシ等を巻き込んでも折れないとの事に魅かれて購入したのだが、意図せぬタイミングで穂先の強度も確認できてよかった……。
甥っ子も1投目からマアジをゲット
次に甥っ子がチャレンジ。貸し竿のハリに自分でエサを付けて投入。ゆるんでいたイトが張りだしたのをアタリと捉えてアワセを入れるとヒット。こちらも無事に取込み嬉しそうだ。
次に引き味の違いを体感してもらいたくてヘチ竿で試してもらう。すると貸し竿とは違う魚の引きの強さに驚きながらも2匹目をゲット。かなり気に入ったのか、以後ヘチ竿のみを使用。
筆者三振後に甥がヒット
筆者が釣りを再開。しかし、アタリはあるがアワセのタイミングがあわず3回連続で空振り。三振となったので釣り手は甥っ子に交代する。すると彼はいともたやすくアジを釣り上げどや顔。
その後お互い追釣してアジ釣りは終了することにした。
マダイの生け簀に移動
マダイの生け簀に移動して第1投。こちらもすぐにアタリがあり、しっかりアワセを入れるとヒットした。ヘチ竿ならではの魚とのやり取りを楽しみながらタモで掬って1匹目をゲット。
クロダイではないがマダイで竿の感覚もつかめてよかったと実感。勿論竿に不満はなく、むしろ大満足でよかった。
甥っ子もマダイと格闘
続けて甥っ子がチャレンジ。魚が掛かると真剣な表情でやり取りしている。
筆者が「竿を立てて」とアドバイスを送ると両手で必死に竿を握り、魚を引き寄せてタモでゲット。その瞬間彼は「「はぁー」と大きく息を吐きだしていた。
甥っ子が言うには、凄く興奮したらしく足もガクガクだったらしい。お互いマダイも追釣して、アフターフィッシングが楽しみになってきた。