夏休みも終わり、9月になるとようやく朝晩に秋の気配を感じるようになってきます。特に水温が変化しやすい汽水域の魚たちは、一足先に「食欲の秋」を先取りして食いが上向いてくるようです。そこで今回は、河口で狙うチヌ・キビレの釣り方についてお話したいと思います。
タックルはカレイ用で
チヌやキビレは雑食なのでいろいろなエサで釣れることが知られていますが、投げ釣りで狙う場合はキャスティングすることを考える必要があります。
マムシやアオイソメ、ユムシなどの虫エサをよく使い、近投の場合はボケやカメジャコを使うこともあります。
また警戒心も強いので、日中より夜釣りや半夜釣りで狙うほうが釣れる確率も上がります。
タックルは標準的なカレイ狙いのサオとリールで大丈夫です。仕掛けはハリス5~6号で1本バリ仕様にするといいでしょう。
今切川河口ポイント概要
いろいろなフィールドで釣れるチヌ、キビレですが、今回私がご紹介するのは、徳島県の吉野川の支流である今切川(いまぎれがわ)の河口です。