大阪湾では初夏とともに釣れ、播磨灘では夏から秋がシーズンとなるアジ釣り。ところが、2022年はすでに釣れ始めているとのこと。いつもより早い初物ですが、楽しみな群れがやって来ました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)
マルアジ混じりで8匹
潮が7時半に止まるとアタリも遠のきましたが、再び下げ潮が動くと釣れ始めです。上げ潮ばかりでなく、下げ潮でも食って来ます。
波気が強くなってきた9時に沖上がりにしましたが、退屈をさせないアタリが続き、フルソリッドロッドの穂先を突っ込んでくれました。
マアジとマルアジが半々で8匹。半数が尺サイズで、45cm近い元気なサバが1匹入り、計9匹は楽しい調査釣行の短時間勝負でした。
釣果を伸ばしたポイント
タナは底層。ここで待ち構えるサビキ仕掛けは、地味系よりも派手系。フラッシュとかオーロラとかピカピカ光るようなタイプが良いようで、まきエサに同調させるのではなく、目立つようにして食わすからでしょう。
人の目では光を感じない80mの海底でも、魚の目は光を感じて食ってきます。ハリスは3号で十分。2号でもOKですが、パーマネントになりやすいので3号。ハリス切れの前に口切れが大部分なので、慎重なやり取りが必要です。
今後の展望
このまま秋まで過ごしてくれるならば、青物狙いとアジ狙いのダブルゲームが作れます。
引きは、青物の方が強くエキサイティングですが、アジ独特のアタリから引きのワクワク感は、全国共通のアジ釣りのおもしろさ、次回はいつにしましょうか。
<丸山明/TSURINEWSライター>
播磨灘