8月15日(水)、東京湾金沢八景(漁港内)の鴨下丸を訪れ、久しぶりに夏タチウオ釣りを楽しんだ。同乗したみなさんも笑顔あふれる満足な釣行となった。
ダイナミックな引きを堪能
電動リールをスイッチオンして巻き上げにかかると、ダイナミックな引き込みが訪れるたびに、竿先は海面近くまで引き込まれる。これぞこの釣りの醍醐味でたまらない釣趣。
天ビンが見えたところで竿を立てながら引き寄せ、ハリスを素早くたぐり、魚に近いところをつかんで銀刀を一気に船中へ抜き上げる。70cmほどのレギュラーサイズだったが、幸先よしと思わずニンマリ。
親子にもアタリ!
息子の面倒を見ていた柳川さんも同様の誘いでレギュラーサイズを取り込むと、「沖釣りはいつも息子と一緒です。自分も父に釣りを教えてもらったので。妻も自由な時間ができるので、よろこんでいます。それに美味しい土産つきですからね」とえびす顔。
きった君もお父さんのレクチャーが功を奏し、同サイズを取り込み、「釣りは最高に楽しい」と笑顔。
入れ掛かりとはいかないものの、指示ダナの範囲を丹念に誘うと必ずアタリは訪れる。これを食わせてハリ掛かりさせるのは腕次第。
試行錯誤を繰り返しながら、なんとかツ抜けしたところで船中の様子を見て回る。
船中でもアタリ続々!
左舷胴の間に座る、山田恭裕さん(中央区)は快調に飛ばしている。見る間にも竿を曲げるとガンガンと巻き上げ、流れるような手返しで良型本命を抜き上げ。
「タチウオは最も好きな釣り物。シーズンインを心待ちにしていた。
これからロングランで楽しめると思うとワクワクするよ」と話してくれた。
同トモでは、常連の田島啓勝さん(横浜市)がさすがの釣技を披露し、ナイスサイズの光の帯を立て続けに取り込むと、両手に花のポーズをとってくれた。
背中合わせに座る高津康さん(横浜市)も常連の一人。
「昨日はアタってもなかなか食い込まずかなり苦戦したが、今日は活性が上がり、ハリ掛かりがだいぶ早いよ」と連チャンで楽しんでいる。
左舷胴の間に座る大本博之さん(平塚市)は、「カワハギ、アマダイ、イシダイと、季節ごとの釣り物を楽しんでいます。夏から秋にかけてはやっぱりコレでしょう」と、会心の笑顔。
隣で竿を振る蓮田市の正木一帆さんは「2年ほどのブランクがありますが、釣趣が格別ですね。それに食味も楽しみですよ」と存分に楽しんでいた。