8月5日(日)、猛暑が続くなか、朝マヅメ狙いで南房の地磯へフカセ釣りをしに行った。スタート時はエサ取りばかりであったが、本命メジナや嬉しいゲストの釣果はいかに?
イサキから登場
正体はフグなので、足元にコマセを多めに撒いてから遠投中心に狙う。開始から1時間ほど経過すると、潮が少し動き始め、ウキがゆっくり流れていく。集中しながら見ていると、ウキが勢いよく消し込んだので、慌ててアワせると小型のイサキ。
嬉しいゲストに喜びながら、鮮度よく持ち帰るため活かしバッカンにキープして次を狙う。ここまでフグ以外はまったく魚の活性がなかったので、チャンスタイム到来を信じて、同じ場所を狙うと少しサイズアップした同じ魚がヒット。
チャンスタイム到来
足元にコマセを撒き続けていると、遠投していたウキが一気に消し込む。取り込んだのは25cmほどの尾長メジナ。その後も、ポツポツと25~30cmの口太メジナが釣れるが、良型がでない。
やがて、周囲が薄明るくなってきて最大のチャンスタイム。ウキが静かに沈み始めたので、仕掛けを十分送り込んでからアワせると、重量感ある魚がヒットした。
水深が浅いので沖に向かって疾走するが、竿を大きく絞り込んで食い止める。慎重に浅瀬まで誘導すると、綺麗なカイズが姿を現し、タモ入れに成功。
検量すると32cm。完全に周囲が明るくなってくると、小メジナが乱舞し始めたので、周囲を洗い流して終了。
釣れたメジナやイサキは氷が効いたクーラーで鮮度よく持ち帰ったので、どれも美味しく食すことができた。
<週刊つりニュース関東版 澤田朝寛/TSURINEWS編>
伊戸港周辺