夏磯の主役と言えばイシガキダイ。食味はもちろん、引きが強くて面白い。今回は入門編として「イシガキダイの釣り方のキホン」などを紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
イシガキダイの釣期
イシガキダイの釣期は夏から秋。暦では5月の初めごろから釣れ始め、11月いっぱい狙える。同時期は近場の磯からでもよく釣れるため、最近は女性も増えつつある。
サオ&リール
サオとリールはイシダイ用を使用する。メーカーものは高価なため、無印で安価なものから始めたい。
![夏磯イシガキダイ釣り入門 【時期・タックル・釣り方を解説】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/05/68265a6a7ff9c44bfe9ef8bad6dc7a64.jpg)
仕掛け
仕掛けは袋から取り出せばすぐに使える市販のものでOK。目安としては瀬ズレワイヤー37#、ハリス38#、ハリ13~15号を選ぶ。ちなみにイシダイのハリは15~17号でも小さいほうだ。
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釣り方
釣り方はガンガゼなどをエサにしたブッコミ釣りが一般的。エサは釣り具店や渡船の船頭にたずね、釣行日に合わせて入荷してもらう。市販の冷凍赤貝も少し用意しておきたい。イシダイ釣りに比べると、〝ライトに挑戦〟できるところが嬉しい。
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食べて美味しいサイズ
近場で釣れるサイズは30~40cmが平均。時折50cm近い良型が交じる。50~70cmが当たり前のように出る離島に比べると型は小さいが、さばきやすいうえ、食べて美味しいサイズだ。
タナ
タナは場所にもよるが、10~15m。基本的に夏は10m以内でヒットするが、秋は15m前後の深ダナで食ってくるケースが多い。
アタリから取り込みまで
アタリは穂先にガツガツときて、一気に走る。ここで慌てず、サオ先が海面に突っ込んでアワセを入れる。あとは強引にリールを巻く。
イシガキダイが浮上し、余裕があれば口元を凝視する。万一、ハリが見えたらすっぽ抜けることがあるので、タモですくう。一方、ハリをしっかり呑んでいれば、そのまま抜き上げる。
参考までに、他魚のアオブダイもよく似たアタリと引きを見せる。これは優しくリリースしよう。
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