初めての「海上釣り堀」 【種類・選び方・事前準備・持ち物を解説】

初めての「海上釣り堀」 【種類・選び方・事前準備・持ち物を解説】

釣り未経験者でも楽しめる釣り施設「海上釣り堀」をご存知でしょうか。普通の釣り堀とどのような違いがあるのか、どんな魅力があるのかを徹底解説します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

アバター画像
Shunichi_Sugimoto

静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。

×閉じる

海釣り施設 海上釣り堀

海上釣り堀の選び方

では、海上釣り堀の選び方にはどのような基準があるのでしょうか。

場所から選ぶ

家からの距離:アクセス方法や所要時間を調べて利用する海上釣り堀を選びます。目的の釣り堀が遠方の場合は出発時間や車の運転時間を考えて移動する必要があるので注意。

初めての「海上釣り堀」 【種類・選び方・事前準備・持ち物を解説】ロケーションで選ぶのも手(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

ロケーション:釣り堀のロケーションを重視して選ぶのもオススメです。釣り堀ごとに特徴的なロケーションが楽しめるのもまた魅力のひとつ。釣りを楽しむだけでなく景色を楽しむといった要素も考慮してみてはいかがでしょうか。

料金から選ぶ

釣り放題タイプ:多くの海上釣り堀で利用されている料金体制です。釣った魚は全て無料で持ち帰り可能で、たくさん釣っても追加料金は掛かりません。ただし、最初に支払う利用料金は高めに設定されている場合が多いです(目安:大人10,000円~、子供5,000円~)。

買い取りタイプ:利用料金は低額ですが、釣った分の買い取り料金を追加で支払う料金体制です。たくさん釣りすぎてしまうと最終的に釣り放題タイプより割高になってしまう場合もありますが、短時間で少しだけ魚を持ち帰りたいという方にはコストパフォーマンスが良くオススメです。

施設充実度から選ぶ

釣り堀ごとに施設の充実度が異なるので釣行先を決める際はこの点も確認しておきましょう。エサは釣り堀で購入可能か、雨よけ用の屋根が付いているか、女性が釣行する場合には女性用トイレはあるかなどはあらかじめ確認しておくと安心です。

混雑度から選ぶ

アクセスが良く気軽に訪れやすい場所や人気の釣り堀は混雑しやすく、施設によって入場制限が掛かる場合や予約制の施設では満員で予約ができないなんてことも。

特に、未経験者が利用する場合はどうしても実釣中のトラブル(仕掛けの絡み、オマツリなど)がつきもの。気持ちよく釣りを楽しむためにも施設の混雑度は確認しておきましょう。

釣れる魚から選ぶ

海上釣り堀で狙える代表的なターゲットにはマダイやシマアジ、青物が挙げられますが、ほかにも施設によって様々な魚種が放流されています。もし、釣ってみたいターゲットがあるのであれば放流している施設を探してみてもいいでしょう。

釣り方から選ぶ

海上釣り堀では基本のウキ釣り以外にも様々な釣り方が楽しめます。ただし、釣り堀ごとに規則が異なり特定の仕掛けや釣り方が禁止されていることも。いろんな釣り方に挑戦してみたい方は施設のHPなどで規則を確認してみてください。

前日までに確認すること

釣行前日までに確認しておきたいのが天気や風、波の情報です。特に、渡船でイケスに渡してもらう施設の場合は強風や波の状況によって出船を見合わせることも。

初めての「海上釣り堀」 【種類・選び方・事前準備・持ち物を解説】事前準備が肝心(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

釣行できたとしても悪天候の中釣りをするのは大変な上に疲れが溜まりやすいので、当日の天候はなるべく早いうちからこまめに確認しておきましょう。

次のページで海上釣り堀釣行の持ち物を紹介!