内房上総湊の福丸ではアジ狙いで逆サビキ仕掛けを使用し、大型を狙っている。今回は同船の基本的な釣り方と釣況を紹介する。
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福丸の釣況
逆サビキ仕掛けでアジを狙う船宿は少ないが、天ビン吹き流しのビシ釣りや通常のサビキ釣りとはまたちがった、ゲーム性があり、同船ではシーズンを通して月例大会を行うほど、アジファンを虜にしている。
12日は30~42cm20~55尾。10日は38cm頭に2~15尾。大型を主体に狙うので、40cm超えときには、45cm級も上がる。また、定番ゲストのクロダイは乗っ込みを思わせる腹パンの良型だ。
また、天ビンやクッションゴムを介さず、ビシ(オモリ)の上部に魚が掛かるため、引き味はダイレクトで痛快。
海中の仕掛けや魚の動き、漂うエサなどをイメージして、積極的に仕掛けを操作するこの釣りは、釣り人のアイデアや操作次第で釣果が左右するので、「釣れた」ではなく「釣った」ということを実感できるだろう。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>