和歌山県橋本市は春爛漫です。紀ノ川支流の各河川も水面上には羽虫が飛び交っておりますが、水面下のお魚さんの活性はいかがなものでしょうか?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター中辻久範)
ポイント移動で7cmタカハヤ
第2ポイントも堰堤下のポイントです。このポイントは落ち込みの下流に岩陰のポイントがあります。最初に仕掛けを落ち込みに投入し、下流の岩陰に仕掛けを到達させる釣り方にしました。
急流部分でアタリは出ませんでしたが、岩陰に到達した時点で即アタリが出ます。無事に乗りました!ファーストフィッシュは7cmのタカハヤです!
実はこのポイントで1時間粘りました。1時間で9匹、微妙な釣果です……。やっぱりエサ釣りに比べて疑似餌釣りは厳しー!しかし、エサ釣りでは味わえない面白さもありますね。
良型のメスも登場
最後のポイント移動です。このポイントは手前岸が岩陰のポイントであり、ここが良型タカハヤの巣です。このポイントも最終は岩陰に仕掛けが到達するように操作していきます。1投目でポイントに仕掛けが到達する前にシモリごと引っ張り込まれました。この感触が堪らないですよね!軽くアワしただけで重みが伝わってきます。
手中に収まったのは……。そりゃ重いわけだ。腹パンパンのメスタカハヤ。和歌山でも徐々にタカハヤは減ってきております。元気に卵を産んで繁殖してもらわねば!「元気に卵産んでな」とすぐ元の巣にお帰りいただきました。この後、このポイントで後2匹追加して午後に納竿としました。
最終釣果
この日の最終釣果は、平均サイズ7cmのタカハヤのみ、12匹でした。結局エサ釣り仕掛けは使わずに済みました(笑)。
実は、もう一つこの釣法のアレンジバージョンがあるので、またの機会に書かせていただきます。
<中辻久範/TSURINEWSライター>
嵯峨谷川