3月12日、三重県・大紀町の錦漁港で泳がせ釣りとカマスゲームを楽しんだ。残念ながら泳がせ釣りは不発に終わったが、カマスは28~35cmまでを30匹以上と満喫できたので、その模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
泳がせにはヒットせず
しばらくすると少し離れた場所が空いたので移動。ここでもカマスは絶好調だ。スペースに余裕ができたところで、バケツのアジを背掛けにして泳がせてみることにした。
ここから何度かアジが暴れる気配はあったが、特に事件が起きることもなく午前4時の潮止まり。ここでカマスのアタリも止まった。泳がせ仕掛けを回収してみるとアジは無傷。背後で私をマークしていた猫に進呈し、少し早いが終了とした。
カマス爆釣で大満足
今回の釣果は28~35cmまでのカマスを30匹以上。一時はどうなるかと思ったが、最終的には上出来の結果となった。厚意で場所を空けてくれた先行者には、もう感謝しかない。結局、歯型の主の正体は分からずじまいだったが、満たされた心で帰途に就いた。
アカカマスは春先、大きな群れで熊野灘沿岸部に回遊してくる。時期的にはそろそろ終盤だが、今年の春は海況の予測が付かない。回遊魚だけに絶対はないが、南伊勢から紀東方面にお出かけの際は、ぜひとも狙ってみていただきたい。
<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>
錦漁港