昨年は当たり年だった南伊勢方面のハタ坊(小型のハタ類)。さて、今シーズンはどうなのだろうか。7月中旬にショアからのロックフィッシュゲームをしてみた。
スタートは幸先良し
キャスト後はひとまず底を取り、数回ダートさせてフォールを繰り返す。底から3mほどまで誘い上げて探ると、着底の直前にアタリが出た。即座にアワセを入れるとドラグが滑る。ヤバイ!そう思った瞬間、根に潜られてしまった。
できることならもう少し上のレンジで食わせたかったが、こればかりはどうにもならない。ラインのテンションを抜き、しばらく放置していると相手が動きだした。
ここで一気に根から離すが、予想以上に引きが強い。強引に浮かせてみると25cmほどのオオモンハタが姿を見せた。漁港サイズとしてはまずまずの良型。小型ばかりだった昨年の同時期を考えると、幸先のいいスタートだ。
今年はハズレ年・・・?
幸先の良いスタートを切ったが、そのあとが続かない。前年に比べ、アタリの数が極端に少ないのだ。そこでライトなタックルに変更し、軽めのジグヘッドで底付近をネチネチと探ってみる。これでカサゴが反応すれば、まだ水温が上がり切っていない証拠だ。
しかし、前回と違ってカサゴの反応はない。ということは水温に問題はないはずだ。ポイントに見切りをつけて移動すると、回収時に25cmほどのシオがチェイス。残念ながら食わせ切れなかったが、これで海の中も完全に夏だと確信できた。
となると、ハタ類が反応しない=ハズレ年、ということか。それだけは認めたくない。