連日続いた暑さにはまいった。ここまで蒸し暑いと涼しい高原湖に逃げたくなるのも道理だろう。そこでオススメなのが長野県南佐久郡小海町にある松原湖だ。標高1123mの爽快さはダテじゃなく、下界35度以上の日中でも30度リミット。湿度も低いので快適に釣りができる。キュンキュンと引き込む小気味いい引きを味わいに旅行気分で出かけてみよう。
釣り方
トップをいったんは深ナジミ(細パイプトップなら3~4節程度)させて、あとは当日の釣況に合わせて一気に抜くか徐々に抜くかを試す。
同時に下ハリスの長さも探りつつ、なるべくバラケにアタらせない釣りをするといいだろう。
着水と同時に抜いてしまうと上ずるだけでヒットにつながりづらい。一例としてスタート時のハリスセッティングは8〜30cmでいいだろう。
エサ使いに関係なく、夏の浅ダナはウキ下1m前後から探り、そこから当日にマッチしたタナを見つける。
実釣時は60cmがよかったが、日並みでタナも変わるので臨機応変に対応したい。
なお長竿チョウチン両ダンゴも決まればダイナミックで面白い。ただし条件がそろわないと厳しい。
一つはポイント。できる限り稲荷または新中央、北風倒木ロープの中央付近など水深があるロープに入りたい。
さらに高気圧が張り出した晴天微風ならなおベスト。
曇天や雨天、風があり水面が波立っているなどの条件時は魚が上ずりやすくなるので、せめて13尺竿程度のチョウチン釣りで試すといいだろう。
両ダンゴのブレンド例は、
バラケマッハ600㏄+カルネバ200㏄+天々200㏄+BBフラッシュ200㏄+水300㏄だ。
<棚 網久 /TSURINEWS編>
リゾートイン立花屋