2月26日は、紀淡海峡にチャレンジ。同じ大阪湾でも普段よく行く明石とは違うのか、苦戦した。それでも美味しいお土産はたっぷり……。当日の模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)
後半はジギング
続いてのジギングは、友ケ島の南側水深35mのポイント。反応はたっぷりあるようだが、船が入ると散るらしい……。ミヨシからスピニングで投げるアングラーがポツポツとハマチを掛けるが、私は苦戦。アタるアングラーを見るとSLJタックルで50g程度のジグを投げる。当然、私もスピニングで投げるが、120gのジグにはかすりもしない……。やばい、ヤバイ……。
アタリが続かないので、船長は移動を決断。今度は、淡路島の南側のポイント。遠くに神話に出てくる沼島が見える。風も波もない上天気で絶好の状況、冬とは思えない。眠くなるのは私だけで、周りはサバやハマチをゲットしている。何かが噛み合わない…。ジグか?シャクリか?色々試すが、答えが見つからない。周りではショートジグにサバがアタるかと思えば、セミロングにハマチと悩ませてくれる。
タックル変更でハマチにサバ
とにかく反応が直ぐに消えるので、スピニングで投げていたがどうしてもヒットしない。用意したロッドが少々硬く、ジグが暴れすぎているのかも知れないと2ozベイトロッドでできる限りの遠投。手持ちのジグで最も小さいタングステン120g赤金でチャレンジ……。更にアピールできるようにティンセルフックを装着。
これでやっと、やっとバイトを捉えることができた。ハマチの引きを堪能してスタッフが構えるネットにインしたのは50cm級。テールのティンセルフックをがっつり咥えていた。よしっ!こいつは続くと思えば、まさかの同サイズを2連発!ちょっと溜飲が下がる思いだ。ハマチは3匹あれば十分なので、サバが欲しいと思ったらサバもヒットした。
船が近づくと警戒心から散る?
次の流しではバイトが止まる。不思議と私が苦戦するタイミングでは左舷ミヨシで連発……。なんとなく気づいたのだが、やはり船が近づくと警戒心から散るのだろう。船は立てているが、右舷はジグが足元に入る。と言うことは、左舷はジグが離れる。船から離れたタイミングでバイトがあるようだ。右舷は潮上なので基本的には有利な釣り座のハズだが、こんなこともある。そう言えば、明石の浅いポイントでもこのような状況にあったことがある。
対策としては、スタートの合図で即にジグを投げ込み、とにかくファーストフォールに集中すること。魚が散るまでにジグを見せればリアクションバイトすることがある。先ほどのハマチ3連発は、何かの条件が違っていたのだろう。それが分かれば再現できるかもしれないが、無理なものは無理。それでもこれが楽しい。ジギングはシンキングゲームだ。
最終釣果
16時のストップフィシングまで遠投を繰り返してハマチと大サバを追加し、ハマチ4匹とサバ2匹、アジ6匹、ガシラ1匹を仕留めることができた。夕飯は、サバ寿司にアジのタタキとなめろうなど、家族4人には有り余る釣果に舌鼓。次は、噂のクログチを釣りたい。
<田中耕二/TSURINEWSライター>