【2022年】ビンチョウマグロジギング入門 魅力・タックル・釣り方

【2022年】ビンチョウマグロジギング入門 魅力・タックル・釣り方

この数年で一気に冬の釣り物として大人気のターゲットとなったのが、ビンチョウマグロ(ビンナガ)。今回は近場でできるちょっとしたビッグゲーム、トンジギを紹介していこう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・峯卓)

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マグロ料理を堪能しよう

持ち帰ったマグロは、できるだけ早いうちにさばいてブロック状にしておきたい。その日食べる分以外はキッチンペーパーでくるみ、さらにラップでくるんで冷蔵で寝かせておこう。いわゆる熟成だ。近所におすそ分けするなら、このブロックの状態で渡すと喜ばれる。

【2022年】ビンチョウマグロジギング入門 魅力・タックル・釣り方挑戦してみると意外と釣れちゃう(提供:週刊つりニュース中部版APC・峯卓)

トンボはクロマグロやメバチマグロに比べて脂分が少ないため、身の劣化が遅い。つまり日持ちがするということだ。キッチンペーパーをこまめに取り換えていけば、1週間は刺し身で十分食べることができる。他にもステーキやフライなどもお勧めだ。

脂分は少ないと書いたが、10kgを超える個体の腹身は回転寿司で見るビントロよりもはるかに上質な脂をまとっている。口の中でとろけるような食感はまさにトロ。ぜひ味わってほしい。

臆せず挑戦してみよう

300gや400gといった、まんま凶器のジグを振り回すトンジギ。はたから見れば、狂気の沙汰としか言いようがない。ボウズだって普通のコトだが、いざやってみれば案外できちゃうもんだ。

首尾よく1匹仕留めてごらんなさい、近所の奥さんにしてみりゃ、クロマグロもビンチョウも同じマグロだ。おらが町の松方弘樹の称号、片道1時間の船旅で手に入るんだから、チャレンジしない手はない。

<週刊つりニュース中部版APC・峯卓/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年3月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。