趣味の世界は多様で、かつ深い。そこには、強い中毒性が存在していたりもする。今回は、釣りと競馬の共通点を考察してみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
昼も夜も楽しめる
競馬には、中央と地方の2つのカテゴリーがあることは先に述べたが、実は開催する時間が違うのだ。中央は昼間の開催、つまりデイゲームだが、地方競馬にはナイトゲーム、つまり夜開催が多い。
今はコロナで入場が制限されているが、本来ならば、昼間は中央競馬を楽しみ、そのまま夜の地方競馬を楽しめば、夢のような競馬三昧だ。
一方で釣りは、いうまでもなく昼も夜も楽しめる。筆者はシーバスゲームを楽しむが、昼間に小河川を攻めて、夜に本命河川に入れば、競馬と同じで夢のような釣り三昧だ。こんな所も競馬と釣りはシンクロしてしまう。
趣味に境界線はない
いかがだっただろうか、釣りと競馬、一見すると何も共通点がないように思えたこの2つの世界も、詳しく見ればこれだけの共通点があるのだ。決してこじ付けではないと筆者は強く思っている。
競馬といえば、今や「ウマ娘」が有名だが、これも競馬と美少女という異なる世界同士の融合のように思う。趣味の世界同士が繋がっているとすれば、それぞれに生かされるヒントが眠っているのではと思う。
筆者の経験からだが、馬を見る時の集中力は、釣り場で潮や流れを見る時の集中力と良く似ている。そして、そこで正解に近付ければ、狙った馬や魚がゲット出来る確率が高くなる。こうなると、趣味の世界には境界線などないように思えて来る。
しかし、だからといってやり過ぎはよくない。競馬も釣りも、身を崩すような楽しみ方は良くない。無茶なお金の使い方や、体を壊してまでのめり込むべきではない。楽しみ方は色々あるので、両方楽しむにしても無理のない範囲で長く付き合うというのが正解だろう。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>