トンボ(ビンチョウマグロ)ジギングで5ヒット3キャッチと快釣

トンボ(ビンチョウマグロ)ジギングで5ヒット3キャッチと快釣

年明けからイマイチ調子の上がりきらなかった三重県・志摩沖のトンジギではあったが、ついに数釣りシーズンが始まったようだ。早速釣行し、10kg弱の小型サイズが多かったものの5ヒット3キャッチとなった当日の模様をリポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

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志摩沖でトンジギ

私も今シーズンの初物を求めて、釣友のプレジャーボートで1月29日の早朝から志摩沖へと出船した。

トンボ(ビンチョウマグロ)ジギングで5ヒット3キャッチと快釣タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

港を出船して10kt程度の速度で沖を目指す。ポイントは水深400~600m付近。年末から黒潮の大蛇行があり、志摩半島に大接近。例年にない水温と激流と言えるほどの潮流で、釣りが成り立たないといったことも不調の原因だった。

しかしここにきて黒潮が適度に離れ、水温も19度前後とビンチョウマグロ(ビンナガ)の数釣りが開幕しそうな状況となってきた。

15kg超えビンチョウ登場

ポイントには午前8時すぎに到着。風が非常に強く船が流される速度が速いため、メタルジグは400gをチョイス。できるだけ海面へと吸い込まれるラインの角度を抑え、狙う水深へとダイレクトにジグを送り込む。

まずは、探るレンジを広く持ち、80~160mの範囲で探っていく。すると、150m付近でガツンッと衝撃が伝わった。

ヒットした重量感からビンチョウで間違いない。相手に主導権を与えないようラインテンションが抜けないことに注意し、力ずくでラインを巻き取っていく。船べりまで残り30m付近では、一気に20m以上ラインを引き出すパワフルなファイトも楽しませてくれた。キャッチしたのは15kg以上のグッドサイズのビンチョウだ。

数釣りモードに突入

そして、この日はこのヒットをきっかけに数釣りモードに突入。比較的ヒットレンジは深く、120m以上の水深でヒットが集中した。ロッドを一気に押さえ込むアタリから、アクション中にラインテンションが抜け、ジグを食い上げてくるパターンなどさまざまだった。

トンボ(ビンチョウマグロ)ジギングで5ヒット3キャッチと快釣ジグを丸のみにするほど高活性(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

活性は非常に高く、メタルジグを丸のみするなど、状況の良さがうかがえた。午後からは風も緩み、メタルジグを300gに変更。10kg弱の小型サイズが多かったもののアタリは止まらず、私は5ヒット3キャッチ。船中3人では良型のカツオも交じり、11ヒット8キャッチの大爆釣。

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