愛知県犬山市の入鹿池へ、釣りクラブのメンバーなつみさんとリベンジワカサギ釣りに行ってきた。魚からのごく小さい魚信を見逃すまいと集中して、正午までに2人で70匹あまり釣果となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
入鹿池でワカサギ釣り
1月25日、筆者が主宰する釣りクラブのメンバーであるなつみさんの、愛知県犬山市の入鹿池へワカサギ釣りに同行した。
実は12月にも入鹿池へ2人で初めてワカサギ釣りに来たが、そのときは全てレンタルタックルでポイントも分からないままワカサギ初挑戦。結果は2人で6匹と大撃沈。
今回はそのリベンジを果たそうとタックルを整えての釣行だ。2人とも下調べはしてきたが、ワカサギの実釣は2回目となる。
当日のタックル
なつみさんが用意したタックルは、初心者セットの90cmのロッドと小型のベイトリール。元々ナイロンラインがついていたが、感度を少しでもアップさせるため、アーマードフロロカーボンラインの0.3号を50mほど巻いてある。
仕掛けはワカサギ早返し5本で、ハリの大きさは1号、オモリはナス型3号を用意。
一投目からアタリ
レンタルボートを借りる手続きをして、エサのアカムシを受け取り、いざ出発! 手こぎボートで目指すポイントは通称灯台裏と呼ばれるポイントだ。
時間は午前7時を回っており、すでにたくさんのボートが周辺を陣取っているのが見えた。ボートの間を縫うようにポイントへ移動し、アンカー代わりのブロックを下ろしてボートを固定。早速仕掛けを用意して釣りを開始する。
ボート店の店主からは「底で誘い続けるとアタリが出るはず」とアドバイスを受けていたため、底をオモリでたたいて誘いをかけていく。
すると、仕掛けを入れてすぐになつみさんの穂先が揺れる。手元にまで伝わってくるアタリではないが、何か違和感を感じ取ったなつみさんがリールを巻いてくると、ワカサギが仕掛けについているではないか。本日の1匹目だが、サイズは6cmほどと非常に小さい。
最大サイズは3年魚
なつみさんはエサを付け直し、底にエサを届けて誘い続けていると、立て続けに同サイズのワカサギを追加。
その後も単発の小さなアタリを拾いつつ、少しずつ数を伸ばしていくなつみさんと私。決して爆釣というわけではないが、ワカサギからのアタリは途切れることなく出続けている。
アタリの出方はサイズによっても変わってくるが、サオ先がかすかに揺れるだけのアタリもあれば、手元にまで伝わってくる強めのアタリも。またいつ掛かったのかサッパリ分からず、仕掛けを回収すると魚がついているような場合もある。
最初に陣取ったポイントからずっと動かず、ひたすら粘って小さなアタリを拾いつつ釣り続ける。すると単発の中にダブル、トリプルがたまに混じるようになり、2年魚、3年魚もたまに顔を見せてくれる。