ゲーム性の高さと強い引き、そして食味のよさで大人気のシーバス。東京湾は、日本一の魚影をほこり、年間を通して船や陸から手軽に大型狙いを楽しめる最高のフィールド。あまり知られていないことだが、基本的に東京湾のストラクチャーゲームでは、このシーバスとほぼ同じポイントで釣れるターゲットがいる。高級魚として釣り味も食味も抜群の根魚、カサゴとメバルだ。7月24日(火)、原木中山の林遊船へ。ボートからキャスティング&ジギングでシーバス&カサゴを楽しんだ。
最終釣果は?
実釣2時間半ほどで、26~31.5cmのカサゴが25尾。カサゴは大好きな釣りだが、湾奥でこれほど大型主体に釣れたのは初めて。
シーバスはほとんどリリースしたが、18ヒットの14ゲット。さらに28cmメバルにマゴチと本当に楽しい一日になった。
ワンポイントアドバイス
これから東京湾で釣る人へのアドバイスとしては、ストラクチャーの穴撃ちは、なるべく穴の奥にキャスト、柱などの障害物のギリギリにキャスト、なるべくその障害物の近くをルアー(仕掛け)が泳ぐイメージでトレースするのがキモ。
夏のボートでは、オープンウォーターでの釣り、壁撃ちや穴撃ちがメーンになるが、壁撃ちや穴撃ちでは、キャストさえ決まれば比較的簡単に魚が口を使ってくれるので、これからも、キャスティングゲーム中心に数釣りが楽しめると思う。
本紙釣況欄などを参考に、ぜひ東京湾の最大ターゲットのルアーゲームを楽しんで欲しい。
<週刊つりニュース関東版 安APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>
▼この船について
林遊船
エリア:茨城南エリア
出船港:大洗港