7月10日、最近、釣りにどっぷりとハマっている坂尾さんとかねてから予定していた根魚釣り、どこに行こうかと散々悩んだ挙句、初めてのプチ遠征ということで、福岡県宗像市の地島に決定。
TSURINEWS編集部
本命ポイントで開始
思いっきり遠投し、沖から海底付近をリフト＆フォールで探ってみる。すると数投目、ゴン・ゴンとサオに響くアタリがあり、少しラインを送ってから大きくアワセを入れてゲットした魚は、20cmクラスのアラカブだった。
アタリがあるのは面白いが、今回の私の狙いは、あくまでもキジハタ（アコウ）の30cmオーバー。スピニングタックルに持ち替え、メタルジグをキャスト。するとはるか沖でベラや小さいがアラカブがヒット。
「メタルジグでも釣れるんだ！」
再度、ベイトタックルで根のキワを狙うと、今までのアタリと明らかに違う大きなアタリが。あわてずに大きくアワセを入れ瀬に突っ込もうとするのを交わし取り込んだ魚は30cmを少し超えたキジハタだ。
その後、アタリがなくなったので、堤防に向かう。先端付近まで行き足元の堤防の基礎付近を中心に狙う。
沖に1度キャストしてから、基礎付近をなめるようにワームを通すと「ガツン！」ロックフィッシュゲームを始め、いまだ味わったことのない強い引き＆重量感で、負けないようにベイトリールのハンドルをゴリ巻き、興奮気味に坂尾さんを呼んでからぶり上げた魚は、まぎれもないキジハタで、35cmクラスの自己記録だ。このときのワームは、『DAIWA／KJカーリー・日本海クリア』3.8インチ。
超うれしい。この引きを坂尾さんにも味わってもらいたい。
同行者にも強烈なアタリ！
板尾さんにもキジハタヒット！アドバイスを送りながら先端を攻めていた私のサオにまたアタリが。ただハリ掛かりしなかったので、ポイントを坂尾さんに譲り、その時つけていたワームも同じレッド系に。
すると数投目、坂尾さんのロッドにアタリが。
ガ・ガ・ガ・ギューンとロッドを持って行かれるような鋭いアタリが襲い、坂尾さんのエギングロッドが折れんばかりに曲がっている。
「ロッド立てて、ゴリ巻きばい」と必死な表情で無我夢中でリールを巻いている。魚が見えた。
キジハタだ！
すると何が何だか分からなかったようで、必死で魚をぶり上げていた。
「わーたまらん、大興奮です！」30cmを超えたキジハタ。
「ロックフィッシュ最高！このタックルでは無理です。ハードタックル買いに行きます。」と言っていた。
その後、早くキジハタの刺し身が食べたいということで、3時55分発のフェリーで帰宅。
今度の目標は40cmオーバーのキジハタ＆クエ（アラ）だ。坂尾さんもいい思い出になったようで楽しい釣りとなった。
＜週刊つりニュース西部版 鶴原修／TSURINEWS編＞
地島
