今年はとにかく暑い!梅雨が明けたら連日の猛暑日で海の魚も煮えちゃうんじゃないだろうかと思うほど。それでも伊勢湾ジギングでは毎日カツオや青物の釣果が聞かれ、人間の心配をよそに元気いっぱいのようだ。7月18日は愛知県・南知多町篠島のWINGに乗船し、伊勢湾のフィッシュイーターたちと遊んだ。
伊勢湾の釣況
7月中旬現在の伊勢湾の状況で特筆すべきは、なんといってもカツオの回遊だろう。ジギングメインで釣れており、これにブリやマダイなどが交じるといった状況のようだ。
また、浅場ではサワラの回遊もあり、時折ボイルする姿も見られるとのこと。
ただし、カツオにしろサワラにしろ、上層を走り回ってベイトを追っているフィッシュイーターを釣るのは、なかなか難しい。
移動が速い上にタイミングが合わないと、完全に無視されることも多々ある。そんな状況だそうだ。
まずはサワラ狙いから
7月18日、WINGが発着する大井漁港の岸壁に到着すると、すでに先着のアングラーが準備中だ。
この日乗船するアングラーは8人。午前6時前に船は岸壁を離れ、一路伊良湖沖を目指す。
鈴木翼船長から「まずはサワラ狙いから」とのアナウンスがあり、40分ほどで前方にトリヤマが見えてきた。
そして船長の合図で一斉にジグを投下。水深は30mほどで軽く前方にジグをキャストし、ボトムからワンピッチで誘い上げてくる。