ジギングなどでの力強いファイト中、太腿や下腹部にグリップエンドを押し当ててのやりとりは痛いし痣になる。でも、ギンバルまではちょっと……という方にオススメの、ファイティングパッドの作り方をご紹介します。製作費はワンコイン以下!腰巻きタイプのライフジャケットに取り付け可能です!
(アイキャッチ画像提供:上天草市釣りライター塩塚ルミ)
自作の手順
では、いよいよ具体的な作成手順を説明していきます。
1、携帯マットをカット
携帯マットを半分に切り離し、2つ折りにしたらケースの縦の長さに合わせて余分な部分をカットします。これだけでほぼ完成です(笑)
2、ケースに入れる
2つ折りのマットがすっぽり入りました。シンデレラフィットです。これで完成!すぐ出来ちゃいました。
ライフジャケットへの取り付け
続いてライフジャケットへ取り付けます。
ベルトを自作パッドに通す
ケース裏のループにライジャケのベルト部分を通します。私はロッドを左手で持つので、左側に取り付けます。もし、バックルごと通らない場合は、一旦バックルを外して取り付けましょう。
ライジャケのバックルをずらす
バックルが中央からずれるようベルト調整すると、下腹部中央でも使えます。
快適に使用
ケース手前のポケットが市販品のファイティングパッドと似たような役割を果たし、グリップエンドを引っ掛けるように当てると安定感が増します。
そして、グッとロッドを押し当てても痛くない!これは、最高の組み合わせを見つけちゃったかも。
使ってみての感想
以下、実際に使ってみた感想を紹介します。
クッション性…◎
このマットのクッション材であるポリエチレンの程よい硬さが、ロッドを押し当てた時の圧を分散してくれているみたいです。
コンパクト…◎
マットは2つ折りで厚さ2cm、ケースに入れても3cmにも満たない薄さで、重さは40gと軽量。使わない時でも邪魔になりません。
取り付け・取り外し…△
ライジャケ等の種類によっては、バックルを外さないとループに通らないかもしれません。その場合が、サクッと取り外しできないのがややマイナスポイントに。
しかし、つけたままでも邪魔にならないので、ファイティングパッドとして使わない時は、クッション材を取り出してスマホや釣り中に使う小物入れとして活用できます。
コスパ…◎
製作時間1分以下、材料費220円。掛かる時間もお金も負担にならず、痣をつくりながら痛い思いをしてファイトせずに済むなんて、コスパ良すぎです。