ワカサギ釣りは簡単で手軽だけど、奥が深い。友達とワイワイ過ごすのもいい。釣技を磨くのもいい。釣り場もボート、桟橋、ドーム船、氷上とさまざまだ。楽しみ方は無限大。今回紹介するのは東海地区で主流のボート釣りを解説したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 松森渉)
ボート釣りで便利な道具
ボート釣りで便利な道具を紹介しよう。
エレクトリックモーター
通称エレキは電動船外機で操作も簡単。ボート店でレンタルできるが、ある程度の釣行回数がある人は1台購入してもいいと思う。値段は安いもので2万円以下。私は一番安いものを購入して、もう10年近く使っているが、バリバリの現役だ。
魚群探知機
通称魚探は振動子に電流を流して超音波を発射し、物体に当たって反射した超音波を振動子で検出することで、水中の魚や水深、地形を特定する機器だ。
ワカサギ釣りを始めたころは、この釣りに魚探はもったいないと思ったが、さらなる釣果を求めて戦略的に釣りをするには便利な機器だと思い購入した。これも10年前から現役バリバリで、1台購入すれば長く使える。
電動リールケース
電動リールが便利なのは読者の皆さんも知っていると思うので省略させていただく。今回紹介するのは電動リールケースだ。電動リールは使用する際に、細い穂先に細いラインを通しその先にストッパーや先イトをセッティングする。この作業が揺れるボートの上では結構なストレスになる。
電動リールケースなら穂先を伸ばした状態で、ガイドにイトも通した状態で入れておけるので、現場で仕掛けをセットするだけでストレスがない。
仕掛けハンガー&ハリ外し
ワカサギ釣りは手返しで釣果に差が出る。エサの交換が素早くできるのを手助けしてくれるのが仕掛けハンガーだ。ワカサギの仕掛けはハリがたくさん付いているので絡まりやすい。ハンガーに掛ければ仕掛けがピーンと張るので絡みにくい。
釣れたワカサギは、専用のハリ外しがあれば簡単に外せる。ハリスをアルミパイプのスリットに通すだけで、大半は一発で外せる。手も汚れない。私はクリスティアワカサギハリハズシを愛用している。
カウンター
釣ったワカサギの数を数える道具だ。時計を見ながら1時間で何匹釣ったとか、時速で数を見て見切りのタイミングを計るのにも使える。
安全第一で楽しもう
釣りは安全第一で楽しもう。ワカサギ釣りに限らず、釣りをするときはライフジャケットは必ず着用しよう。ボート店で無料でレンタルできる。釣行前には必ず天候をチェックして、強風なら釣りを断念した方がいい。風に吹かれて自力で戻れないと事故につながる。最悪転覆の危険もある。
またワカサギ釣りは基本冬の釣りなので防寒対策は怠らないこと。各釣り場に定められているルールはしっかり守ろう。ゴミはもちろん持ち帰ろう。
<週刊つりニュース中部版 松森渉/TSURINEWS編>