自身の飲み物や食べ物はもちろん、釣った魚の持ち帰りに、釣りの必需品と言ってもいいクーラーボックス。暑さが増すこれからの時期は特に冷たさを保ちたいもの。今回は3つの使用方法でクーラー内の温度を比べ、保冷力の検証を行った。参考にしてほしい。
クーラーボックス検証まとめ
やはり氷+塩水の保冷力が断トツ。
前述の通り氷の交換サイクルを速めて、低温をキープすることがカギ。
ただ、はじめから海水を入れてしまうと重くなるだけでなく、氷が速く溶けてしまう。船上で氷を追加できない場合は、沖上がり前に氷が溶けきってしまう可能性がある。
また、これからのシーズンは暑さが厳しくなるため、用意した飲料だけでは水分が足らなくなる可能性も考えられる。乗合船で熱中症などになってしまうと、港に戻り病院へ行くことになる。最悪、ドクターヘリが出動。自分だけでなく、船宿ほかの釣り人にも大きな迷惑がかかる。
そこで、非常用飲料として、お守り代わりに飲料と別にペットボトル氷を入れておくといいだろう。氷のうのように使って首に当てたり、クールダウンに頭からかぶるのも一手。
それぞれの特性を意識して併用、使い分けすることで最適にクーラーが使用できるはずだ。
また、乗船機会の多い常連などは、内ブタに断熱用のアルミシートを張り付けたり、内部を仕分けできるように改造して使用していることも多い。参考にしてみてはどうだろうか。
暑~い夏こそ、しっかり冷やして快適安全な釣行を。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>