釣ったサカナを捌くとき、身以外はどこが食べられるのか悩んだことはありませんか?今回は身以外の可食部についてご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)
![アバター画像](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2018/07/a2917596e47fb660abc5a2a7e64afd6e-96x96-32x32.png)
骨
一番廃棄されるのは間違いなくこの骨でしょう。
しかし、小型のサカナであれば、素揚げにするなどして、まるまる食べることが出来ます。
三枚におろした後に残る中骨を使って作る骨せんべいには、ほのかにサカナの風味が残り、最高のつまみなるでしょう。
骨の味や風味も身と同じで魚種によっても異なるので、いろいろなサカナで試してみるのもいいでしょう。
![意外と知らないサカナの美味しい可食部 捨てちゃうのはもったいない?](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/11/4738009_s.jpg)
シガテラ毒に要注意
鮮度のいいサカナなら、身だけでなく内臓なども美味しく食べられると紹介してきましたが、サカナの中には身が食べられないものもいます。
南方のサカナではありますがイシガキダイやバラハタ、バラフエダイというサカナなどの身にシガテラという毒があることがあります。死亡する事例はほとんどありませんが、神経毒のため感覚マヒなど厄介な症状を引き起こす可能性があります。
フグ以外にも食べるのが危険なサカナがいることを知っておくのは非常に大事です。あまり見かけないサカナを持ち帰る際は食べられるサカナなのか確認するようにしましょう。
<近藤 俊/サカナ研究所>