タイラバゲームで56cmマダイキャッチ イルカウォッチングも堪能?

タイラバゲームで56cmマダイキャッチ イルカウォッチングも堪能?

熊本県上天草市から出港のタイラバ釣行です。様々なアイテムを試して天草真鯛を狙います。同船者との会話も弾み、楽しい1日となりました。

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(アイキャッチ画像提供:上天草市釣りライター・塩塚ルミ)

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目次

上天草市の海の特徴

まずは上天草市の沖釣りフィールドの特徴から紹介します。

干満差が大きく魚が集まりやすい

干満差が大きいほど、次の現象が起こりやすくなります。『干満差が大きい=潮がよく動く→プランクトンがよく動く→小魚の活性が上がる→大型魚も活発に捕食する』というように、大きく潮が動くほど水中の酸素が増え、魚の活性が高くなります。

瀬が粗い

マダイやハタなどは、海底に起伏のある場所に生息しています。上天草市には、瀬が粗いポイントが数多くあり、タイやハタ系の魚が狙うには絶好のポイントです。

風裏を探しやすい

釣りをする時にネックになるのが「風」です。風が吹くと、船が揺れる、船が流されやすいなどの理由で、思うように釣りができないことがあります。上天草市は地形が入り組んでいて、風裏にあたるポイントを選ぶことができます。

出船場所はアクセス良好

釣行日は9月前半。当日はベストアメニティマリーナ(熊本県上天草市大矢野町登立11275-19)から出船する「フィッシャリーズフィッシャリーズ」を利用しました。熊本市内から車で1時間20分ほどの距離で、行く途中にコンビニや釣具店もあるので、必要な物は買い揃えることができます。

早朝に出発はするものの、お昼過ぎに帰港して帰宅。釣った魚を夕飯で食べることも十分に可能です。自然あふれるフィールドで日帰り釣行ができることは、上天草市で釣りを楽しむ魅力のひとつです。

当日のタイラバ作戦

当日の天候は曇りで、風は穏やか。波もさほど気にならない程度でした。ただ、大潮(満潮:8時03分、干潮:14時16分)なので、潮が速過ぎるのではないかと若干の不安があります。

タイラバのヘッド

タイラバのヘッドは、素早くフォールするストレートタイプや、フラフラとウォブリングするタイプ、高比重のタングステンのヘッドを準備しました。当日の水深や潮の状況に合わせて試行錯誤する作戦です。

タイラバゲームで56cmマダイキャッチ イルカウォッチングも堪能?使用したヘッド(提供:上天草市釣りライター・塩塚ルミ)

スカート&ネクタイ

スカート&ネクタイに関しては、初めはアピール強めのカーリータイプで挑戦して、食いが渋いようであれば、違和感を与えにくいストレートタイプにチェンジする作戦で挑みます。

タイラバゲームで56cmマダイキャッチ イルカウォッチングも堪能?スカートとネクタイをセット(提供:上天草市釣りライター・塩塚ルミ)

早々に56cmマダイ登場

5時30分出船、同船者と会話を弾ませていると1時間ほどでポイントに到着。6時30分ごろ、実釣を開始しました。

使用したヘッドは、ストレートフォールの80g。朝マヅメで曇天のため、紫外線を集めることができ、アピール力の高いゴールド系のUVRグリーンゴールドを選びました。ネクタイは、ヘッドに色味を合わせてセット。

開始直後、同船者にアタリあり、期待高まるなか、私にもゴン、ゴンっとタイ特有のたたくようなアタリが到来。満潮前の6時45分、良型56cmのマダイをゲットしました!

タイラバゲームで56cmマダイキャッチ イルカウォッチングも堪能?早々に良型マダイをキャッチ(提供:上天草市釣りライター・塩塚ルミ)

イルカウォッチングも

満潮を迎えた1時間後、少し離れたところにイルカの群れを発見。イルカが近くにいると魚が釣れなくなるため、釣り人には敬遠される存在のイルカですが、潮が止まり、アタリも止まったということで、船長がポイント移動ついでにイルカの近くまで船を走らせてくれました。

初めて間近で見る野生のイルカに、心癒されたひと時でした。

タイラバゲームで56cmマダイキャッチ イルカウォッチングも堪能?野生のイルカに感動(提供:上天草市釣りライター・塩塚ルミ)

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