湾奥アジングでおかず釣り 型はイマイチも2日間で16匹と健闘

湾奥アジングでおかず釣り 型はイマイチも2日間で16匹と健闘

最近ちょっとハマっているのが、三重県四日市市は四日市港のアジ。数が出る訳でも型が狙える訳でもないが、近場で手軽に狙える魅力は捨てがたい。その中から今回は、10月9日と11日の釣行をレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

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再戦で本命6匹確保

続いて11日は平日とあって、アングラーもまばらだ。ただ到着したのは午後8時と、これまた潮止まり直前。案の定アタリは散発だが、反応が悪くなれば移動を繰り返して数を拾っていく。

ヒットレンジは相変わらずのボトム付近で、着底からハンドル3回転までが勝負どころ。ただ、アタリは出てもフッキングに持ち込むのが至難の業。もう少しイージーにヒットしそうなものだが、同じサイズでも三重県南部のアジとは難易度がケタ違いだ。

ここ最近、ワームは生分解性素材のパワーイソメを多用している。細身で柔軟性も高いため吸い込みはいいはずだが、フッキング率を上げるためにはさらにもうひと工夫する必要がありそうだ。

この日は10時まで探って6匹の釣果。アジの希薄な伊勢湾奥という条件を考えれば、まあこんなものだろう。

晩秋にかけて期待

数を求めるなら県南部や北陸まで走ることをお勧めするが、湾奥アジの魅力は手軽さだけではない。実は、外海のアジに比べて脂の乗りがいいのだ。仕事帰りに適量の魚を釣り、新鮮なうちに味わう。これもまた最高のぜいたくだ。

湾奥アジングでおかず釣り 型はイマイチも2日間で16匹と健闘今後のサイズアップを願う(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

大量に釣ると後の処理が大変だが、この程度なら無理なくさばける。過去の状況から推測すれば、晩秋までは楽しめるだろう。願わくば、そのころにはサイズアップして釣りやすくなっているといいのだが……。

<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>

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四日市港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年11月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。