神奈川県芦ノ湖でボートフライフィッシング。大型こそ出なかったが、ヒレピンの魚に遊んでもらい、釣果は28~44.5cm21尾。「1日6魚種完全制覇」の満足釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
芦之湖でフライフィッシング
9月11日(土)、神奈川県箱根町のある芦ノ湖を訪れた。例年、同湖は3月の解禁から春は浅場でのトラウト、夏はバス、7月中旬の湖尻からワカサギが始まり、秋はワカサギ&深場のトラウトの好期。
今年は長雨の影響で夏に水温が上がりきらず、レイクジギングやトローリングはタナが絞れず不調。とくに、銀毛サクラマスやコーホーサーモンは難しかった。9月に入り、どう変化するか、ターンオーバー前に探ってみた。
イワナ&コーホー登場
湖尻のボート店から5時半に出艇し、西岸を早川水門から立岩までを探るがアタリなし。
東岸に渡り箱根園から北へと探ると、40cm級ヒレピンのニッコウイワナ。この日は同魚の40cm超えが3尾上がったが、居着きと言うよりは、ワカサギの群れに着いている感じだった。
コーホーサーモンは大型こそ出なかったが、40cm超えが1尾に35cm前後多数で10尾と高活性。
ニジマス&ブラウンを追加
定番のニジマスとブラウンは44.5cm頭に3尾ずつ。どの魚もヒレピンの美しい魚体ばかり。
春は大型を狙いやすいが、ヒレの欠けた個体が多い。一方、秋はネイティブな魚が多く、その魚体の美しさに満足。とくに、銀毛化したシートラウト系のブラウンは奇麗だ。