今年もサバフグが各地で大量発生中。ルアーやラインなどを噛まれると釣りにならないこともしばしばです。今回は釣りへの具体的な被害内容と対策法を紹介。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
サバフグ対策のコツ
続いて、サバフグの被害を抑える方法を紹介します。
1、ハードルアー使用
サバフグにワームをボロボロにされてしまう場合はハードルアーを使用する方が賢明です。ただし、メタルジグでもアシストフックにティンセルなどの装飾品が付いているものやブレード付のルアーはサバフグの興味を引きやすいので注意が必要です。
2、単一カラーのPEライン
色分けされているものやマーキング入りのラインはサバフグの攻撃を受けやすいため、一色のみのシンプルなラインが効果的です。視認性が落ちてしまうものの、グレーやモスグリーンなど暗めのカラーはサバフグに見つかりにくいので、選択肢の一つとして考えておくのもいいでしょう。
ジギングやタイラバの場合はカウンター付のベイトリールがあると単一カラーのラインでも水深を把握できます。
3、控えめなアクション
ハードルアーを使用しても動きに興味を持つとしつこくアタックしてくることも。光の反射もサバフグに見つかりやすくなる原因になるので、ただ巻きを基本にアクションを控えることでサバフグに見つかりにくくします。
青物狙いの場合はサバフグが追いつけないスピードの速巻きも効果的です。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>