友人家族が親子4人でボートハゼ釣りに行くことになり、指南役にて同行することになりました。悪戦苦闘?するも、本命65匹とたくさんのゲストに遊んでもらった釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
江戸川放水路でハゼ釣り
江戸川放水路でハゼ釣りを楽しむには、大きく分けてボート、桟橋、ボートも桟橋も利用しない「陸っぱり」の3パターン。今回は「土曜日」「ほぼ初心者」「家族4人」という3点を考慮し、「土曜日の桟橋は混雑しそう」「陸っぱりは初心者にはハードルが高いかな」という消去法にてボートハゼ釣りを選択しました。たかはし遊船さんでは2人乗りボートは予約できないものの、3人乗り以上のボートは事前予約が可能な点も安心です。
初心者への事前確認
ある程度の釣り経験者であれば、ハゼ釣りの持ち物なんて何も考えずに準備できてしまうのですが、もちろん釣り初心者とあってはそうはいきません。改めて友人とのスマホでのやり取りを見返してみると、持ち物や服装の件だけで7回返信していました(笑)
その7回のうちの主要なものを紹介させていただくと、
「サオはボート店で1本200円にてレンタルできるので、10Lくらいのクーラーボックスと飲み物や食べ物を持ってきて。」
「仕掛け(ハリ)や小道具(予備のオモリや天秤)は準備しておくので、100均のものでいいからハサミ2~3持ってきて。ハリの交換やエサのカットに使うよ。」
「9月末とはいえ朝方は寒いと思うので、途中で半袖になれる長袖着てきて。因みに長靴は必要ないよ。」
「大きめ(5Lくらい)のチャック付ポリ袋があるとクーラー汚さなくて済むよ。」
因みにレンタルザオはミチイトと天秤、オモリ付きで、ハリのみついていないタイプ。ハリはもちろんボート店で購入可能です。
また、毎日ではありませんが、お土産用にホンビノス貝やシジミ等が売っていることもあります。
手バネザオで挑戦
今回使用したサオはレンタルの手バネザオ。私も今回はじめて使ってみたのですが、水深にあわせてミチイトの調節が可能な点は予想通り便利。また、リールがないのでとても軽く、かつ先調子でアタリが取りやすいので、ミャク釣りには好都合だと思いました。ベテランであっても、機会があれば是非一度使ってみてください。結構面白いサオですし、何より「粋」です(笑)
そんな手バネザオの初心者向けの注意点としては、ポイント移動毎に必ずミチイトの調整をすること。ハゼは底にへばりついている魚なので「ゼロテンション」が基本となります。「誘いを入れる」や「広範囲を探る」も重要なのですが、これらは第二段階としてひとまず置いておくこととし、まずはサオを出した時にミチイトがピーンと張る感覚を覚えましょう。
また、初めのポイントまではモーターボートにて曳舟してくれ、トイレやエサ追加、納竿の際はオールを立てればボート店のスタッフさんがかけつけてくれるのですが、それ以外のポイント移動(小移動)は基本自力でやることになります。
ポイント移動はボートハゼ釣りにとって釣果アップのための必須事項。というワケでボートの操作も多少なりとも必要。それほど難しいことではないのですが、慣れた人が乗らなければ軽く予習しておいた方がいいでしょう。