友人家族が親子4人でボートハゼ釣りに行くことになり、指南役にて同行することになりました。悪戦苦闘?するも、本命65匹とたくさんのゲストに遊んでもらった釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
釣り方をレクチャー
5時45分にボート店に到着。受付を済ませ、居合わせた高橋店主さんに状況をきいてみると、アベレージは10cm前後ということでハリは袖3~4号がいいとのこと。ハゼバリ4~5号を持ち込んだ旨伝えると「ギリギリかな」。とりあえずこれではじめてみて、ダメなら小さめのハリを購入の方針でやってみることにしてみます。
曳舟で対岸のポイントまで連れて行ってもらい、アンカーを入れて釣り開始、ではなくてレクチャー開始。「ハリはハリスが10~15cmくらいになるように結んで」「結び方は片結び2回でイイよ」「エサは1~2cmに切ってつけて」「通し刺しが難しければちょん掛けでもイイよ」
エサ付けが終了したら最後にゼロテンションのレクチャー。
これで大まかなレクチャーは完了。後はたくさん釣るだけ!
小学生が一番乗り
とりあえずお父さん、大学1年生の長男、高校1年生の次男はこの後自力でやってもらい、小学3年生の末っ子には私が付きっきりとなり釣りスタート。思惑通り、私の芸術的なエサ付け?が功を奏し、船中1匹目は末っ子が釣りました。お父さん、お母さんにLINEで報告。展開的にとてもいい流れです。
ポイント移動に悪戦苦闘
出だしのポイントでアタリが遠のいてきたことから、1回目のポイント移動をすることに。ここで思わぬ問題発生!私以外、ボート漕いだ経験が全くないことがわかりました。とはいえ、若くて運動神経良さそうな2人に期待して漕いでもらうも、これが意外と難しいようで思った方向に行かないどころか前にも進まず(笑)
この日使用したボートは5人乗りの大きめのボート。2人乗りの小型よりも小回りきかず、何よりそれ相応のパワーも必要と難易度も高かったことからボート操作は私が担当することに。翌日、予想通り酷い筋肉痛になりました(笑)
深いポイントでポツポツ
予想以上に時間がかかってしまいましたが、何とかポイント移動完了。今度は水深1mの浅いポイントにきてみたのですが……アタリ少なく、たまにダボハゼ(チチブ)が釣れる程度。
すぐに見切りをつけて、すぐさま2度目の魔?のポイント移動を決断。水深2mのポイントでアンカーを下ろしてみます。するとダボハゼ交じりですが、ポツポツとマハゼが釣れはじめました。
その後も水深2mラインを目安に2度移動し、相かわらずダボハゼ多いもののマハゼの数を重ねていきます。
この日の干潮時刻は13時。お昼近くになると予想通りアタリが減少。「あと5匹釣ったら終わりね~!」と、お父さんが子供達を奮起させるも……完全にアタリが止まってしまいました。お父さん、何とか自ら意地の1匹を釣りあげ強制終了!
お疲れ様でした。
最終釣果
釣果は全体でマハゼ65匹とやや低調な結果だったのですが、ほぼ同数のダボハゼが交じった他、30匹程度のフグ(クサフグ)にも遊んでもらいました。フグなんてエサ取り上手いし、ハリスは切るし、何より食べられないし。ベテラン釣り師なら完全に厄介者扱いなのですが、初心者、特に子供達にとってはれっきとした釣り魚。どんな魚でも釣れると楽しいものです。
次回、良型サイズが釣れる涸沼でのボートハゼ釣りを打診してみたところ、ぜひ行ってみたいとの返答。馴染みのボート店に電話にて聞いてみた限りでは今季は9月末時点で釣果はまだ低調とのことなのですが、タイミングを見量ってこちらも行ってみようかと検討中。
今日は釣り人口増加に少し貢献できたかな?こういう指南役専門での釣り、私自身、初心を思い出すことができてとても楽しかったです。
また余談ですが、家族4人で早朝から釣りに出かけたことで、お母さんが久しぶりに1人の時間を過ごせたとのことでした。
恐らく、この集合写真の誰よりも休日を満喫できたのではないでしょうか(笑)
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>