波止から手軽に狙えるハゼは、シーズンを待ちわびるファンも多い。熊本県の有明海沿岸部も、そろそろシーズン入りするころ。9月26日、試し釣りに出掛けた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
ゲスト交え入れ食いに
アタリは間断なく続き、入れ食い状態。どれもマハゼばかりで、ウロハゼは1匹も交じらない。さらに強いアタリがあり、沖に走ったあとに横走りする。慎重に浮かせると、50cm前後のフッコだ。だが、抜き上げに失敗し、取り逃がしてしまった。
25cmハゼクチも浮上
その後も魚信は続き、2時間ほどで同型のマハゼを20匹以上。エサも残り少なくなり、片付けようとした時、ハゼよりも少し大きな手応えが伝わってきた。「またフッコか」。今度は無理をせず、ゆっくり寄せると、25cmほどのハゼクチが掛かっていた。この日の最後を締めくくるレア魚が顔を見せたところで午前10時前に納竿した。
今後の展望
当日の水温は24℃ほど。例年よりもやや低いことから、ウロハゼがおらず、波止際での釣果が目立ったのではないだろうか。釣りは予想と違う結末が待っていることが多いので、やめられない。マハゼのシーズンはまだ始まったばかり。11月ごろになると腹太になり、重量が増してくるので楽しみだ。
<松田正記/TSURINEWSライター>
海路口漁港