創業50周年を迎えた、外房飯岡港の隆正丸。「いつ、どんなときでも気持ちよく、安心して楽しんでほしい」という精神を持った釣り船だ。
創業50周年の老舗
先日、初代・芳野隆さんを囲んで祝う会が華やかに行われた。
「元気いっぱいで、数日前もバス旅行にでかけていましたよ」と話すのは、芳野幹雄・若船長。4年前、若女将の郁美さんと結婚を機に隆正丸ファミリーとなった。
数ある釣り物のなかで、おもにショウサイフグを担当。郁美さんは下船後に提供するカレーライスを継承、さらにフグ処理免許を取得し、捌く係を担当。
フグ釣りのコツはエサの確認。シャクったときの感覚でエサの有無が分かる域に達するのは至難の業。
10秒に1回、空アワセ。
周りが釣れているのに自分だけ掛からないときは、エサが取られていることが多い。
アオヤギはキモが大事。ここがなくなると極端にアタリが減ると幹雄さん。
仕事の上でもっとも気をつけているのは船の整備と話す。
「いつ、どんなときでも気持ちよく、安心して楽しんでほしい」という、基本精神が受け継がれている。
「夏限定のシロギス釣りは型がよく、ファミリーや初心者にもお勧めです。
ぜひ、気軽に遊びにきてください」
<週刊つりニュース関東版 佐藤/TSURINEWS編>
▼この船について
隆正丸
エリア:外房エリア
出船港:飯岡港