江戸前の人気釣り物・ハゼ。元気にエサを追いかけ、プルプルと心地いい引きで楽しませてくれる。初心者やファミリーにも手軽なのはもちろん、シンプルなぶん、腕の差がでやすいため、ベテランもついアツくなってしまうターゲットだ。今回はボートでのハゼ釣りを紹介する。
エサについて
エサは青イソメ。
タラシが1~2cmになるようにハリ付けして投入。着底したらわずかに底を切って待つ。
シグナルがきたら手首を返すようにアワせよう。モタレや、わずかな重みを感じ取って掛けられればさらに数を伸ばせる。
初心者や女性で「青イソメは苦手」という人はスーパーなどでボイルしたホタテを購入、小さくちぎってエサにするといい。
取り込んだ魚はひとまずバケツに入れるが、夏場は傷みやすいので早めにクーラーへ移そう。
ウロコは魚をタマネギやみかんのネットに入れ、こすり付けるように洗うと簡単かつきれいに取れて手軽。
小型はかき揚げや甘露煮、中型は南蛮漬け、大型は天ぷらや白焼きなどがお勧め。ホクホクした白身には旨味がいっぱい。
「すべての魚のなかで一番美味しい」と言う人もいるほど。江戸前ブランドの食味を堪能しては。
暑い空の下でボートを漕いでいい汗かいたら、ビールと天ぷらやかき揚げで一杯。想像しただけでもノドが鳴る。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
▼この船について
大沢遊船所
エリア:東京湾(千葉)エリア
出船港:江戸川放水路